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開脚前屈のポイントは1つだけ!快適なやり方【動画付き】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.03.23
開脚前屈のポイントは1つだけ!快適なやり方【動画付き】
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
開脚をして前屈するストレッチを、気持ちよくできるようになりたいと思ったことはありませんか?
開脚前屈は
・脚を伸ばしてたくさん開き
・骨盤を起こして座り
・しかも前屈しなければならない
そう思っていると、そもそも
・脚を伸ばして座ることができない
・骨盤を起こして座ることができない
・脚をたくさん開けない
・前屈なんてもってのほか、まったく前に行かない
ハードルがたくさんありすぎて、前に進めない方も多いのではないかと思います。
そこで今回は、開脚前屈の大切なポイントを1つにしぼって、正しく達成感を味わえる開脚前屈の方法をお伝えします。
ポイントをしぼっているので、誰でも開脚前屈の感覚をつかんで行うことができます。
●開脚前屈のポイント1つ
開脚前屈の1つのポイントは『骨盤を起こす・前傾する』ことです。
例えば、いくら脚を伸ばして開脚をしても、骨盤が後ろに倒れていては、前屈はできませんし、内ももは痛いわ肩は凝るわで、快適なポーズを取ることができません。
それではどうやって『骨盤を起こす・前傾する』かというと
・膝を曲げる
・開脚の度合いも無理なく開く
・手を後ろへ置く
これによって、お尻の骨(座骨)を地面に着いて座ることができます。
座骨を感じて座り、両手の指先を立てて後ろの床を押すと、骨盤が起きる・もしくは前傾してきます。
この骨盤を立てる感覚をつかんだら、両手をすねの内側から通して足首やすねをつかみ
息を吸いながら引っ張って内ももの伸びを感じます。吐きながらゆるめ、吸いながら軽く引っ張ることを数回繰り返します。
少しなじんできたら、引っ張って座骨を感じ、骨盤が前傾する感覚を維持しながら、少しずつ膝を伸ばしていきます。
無理のないところまで伸ばしたら、キープして呼吸を繰り返します。
決して無理をしないようにしましょう。
『骨盤を起こす・前傾する』ことがテーマなので
・肩に力が入ったり
・腰が丸まったり
・引っ張りすぎて不快に感じたり
するなら、元に戻ってやり直しましょう。
膝が曲がっていていいし、開脚は少なくてもいいし、手も後ろに置いていていいので
ちょうどよく快適に伸ばせる位置で、心地よくポーズを取りましょう。
これが『開脚前屈のコツ』です。
もちろん、慣れて余裕が出てきたら、少しずつ脚は伸びるようになりますし、股関節も開くようになり
骨盤を立てたまま、手を前に置くこともできるようになるので、焦らず少しずつストレッチをストレスなく続けましょう。
動画と一緒にお試しください。
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