コラム

column

「何もしていないのに肩が凝る」のはなぜ?原因と解消をピラティスで【動画付き】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2021.04.23

「何もしていないのに肩が凝る」のはなぜ?原因と解消をピラティスで【動画付き】

こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。

皆さんの中には、特に何もしていないのに肩が凝る、もしくは腕を少し持ち上げたり使ったりしただけなのに、首や肩がやけに疲れる

と言った経験をお持ちの方もいると思います。

私が普段ピラティスのレッスンを行っている時も、腕を前に持ち上げているだけの姿勢なのに、とても首や肩が凝ったように苦しそうにしている方がいたり、無意識に首をぐるぐる回してコリを解消しようとしているお客様がいます。

今回は、そうした「知らないうちに肩が凝る原因を作っている姿勢や筋肉の使い方の癖」に気づき、予防する方法について、ピラティスのアプローチから動画付きでお伝えします。

 

●何もしていないのに肩が凝る姿勢

言わずもがなかもしれませんが、頭が前に出た「猫背」は、他に何もしていなくても肩が凝ります。

それは、重たい頭が前に行くことで、背骨、肩甲骨も引っ張られ、元に戻そうとして筋肉が常に緊張した状態に置かれるからです。

肩甲骨は広がって上に上がり、僧帽筋上部がパンパンに張った状態になります。

そのまま腕を上げると、本来なら使われないはずの僧帽筋上部:肩こり筋がメインで使われ、腕を持ち上げているだけで肩こりが強化されてしまいます。

つまり、猫背が肩こりのベースを作っています。

 

●肩が凝らない腕の上げ方と姿勢

それでは、腕を動かしながら、肩が凝らない姿勢作りをしてみましょう。

腕と肩甲骨は、シーソーの関係にあると思ってみます。腕が上がる時、肩甲骨はお尻の方へ重たく下がります。

肩甲骨の重たい重りを下げながら、腕が鳥の羽のように軽く持ち上がる所をイメージしてみましょう。

肩甲骨がお尻の方へ行くと、おのずと背骨が伸び、首が長くなり、姿勢が整います。体幹にも力が入りやすくなり、姿勢を維持しやすくなります。

動画で見てみましょう。

いかがでしたか?胸を張るとか、背筋を伸ばすとかいう余分な緊張の意識なしに、軽やかな腕と凝らない肩を作ることができます。

どうぞお試しください。

 

普段はピラティスレッスンで行っている内容ですので、オンラインを含むレッスンに参加してみたい方は

お問い合わせ・メッセージ