コラム
column
【お尻を立体的に上げる】姿勢3選&エクササイズ3選!!【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.07.16
【お尻を立体的に上げる】姿勢3選&エクササイズ3選!!【動画あり】
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
お尻が下がって垂れる・立体感がないと、感じたことはありますか?
お尻が下がる・垂れる・立体感がないのは、年齢のせいだけでしょうか?
今回は、姿勢から見た「ヒップが下がる原因」「立体的なヒップをを作る姿勢とエクササイズ」を、動画付きでご紹介します。
●お尻が下がる・垂れる姿勢3つ
①かくれ内股
膝頭が内側を向きやすく、太ももの骨が股関節から内ねじりになる傾向がある立ち方。
一見つま先は前または外向きなので、内股には見えませんが、膝頭の向きを見れば一目瞭然です。
試しに、わざと内股にして、お尻とももの境目辺りに手を当ててみて下さい。
次に、脚を外ねじり(がに股)にしてみます。外ねじりのすると、お尻の筋肉が使われて寄り、お尻が立体的に持ち上がります。
内股の場合は、お尻の筋肉がゆるんで平坦になって、お尻が下がるのが分かるでしょう。
②骨盤が前にスライドしている
骨盤が前にスライドした立ち方の場合、お尻の下にしわが寄ります。
お尻が平坦に下がった状態になり、腹筋の力も抜けています。
横から鏡で姿勢を見ながら、下記動画と一緒にチェックしてみましょう。
③片足に体重を掛けて立つ癖がある
骨盤を左右にスライドして、片足に体重を掛けて立つと、骨盤を支える足腰や腹筋の力が抜けた状態になり
お尻も垂れて下がります。
●お尻が立体的になる姿勢
それでは、上記の姿勢を正していきましょう。
①股関節から外ねじりにして、隠れ内股を予防
つま先と膝頭の向きが同じになるように、股関節から太ももの骨を外ねじりにしてみましょう(もともとかくれ内股の人の場合)。
最初は違和感を感じますが、徐々に股関節の向きが自然に感じられるようになります。
お尻の筋肉も、適度に使われて立体的な状態が普通になっていきます。
②お尻の下にしわが寄らない骨盤の位置に
お尻の下にはしわが寄らず、腹筋に適度に力が入る骨盤の位置へ、スライドしていきましょう。
手でお尻の下を触ったり、横から鏡で見てもいいでしょう。
③両足均等に体重を掛けて立ち、物に寄り掛からない
壁があっても寄り掛からず、左右の足に均等に体重を掛けて立つことを心がけているうちに、それが普通になっていきます。
骨盤周りのゆがみも防止します。
●ヒップアップ・エクササイズ
次に、お尻の筋肉を立体的に使って、ヒップメイクをしてみましょう。
①うつ伏せで足を持ち上げる
うつ伏せになり、お腹を凹ませて恥骨を床に押し付けます。
足を伸ばし、片足を伸ばしたまま後ろに引っ張るように持ち上げます。
または、片方の膝を曲げて、曲げたまま少しだけ持ち上げます。
その際、お腹を凹ませ続け、床に着いている方の足の力は使わないようにしましょう。
お腹を凹ませる腹筋を使うからこそ、正しく効果的にヒップの筋肉を使うことができます。
②四つんばいで足を持ち上げる
四つんばいになり、背骨をまっすぐ保ちます。腰が反らないように気をつけながら、片足を胴体の延長に伸ばします。
または、片膝を曲げたまま後ろへ持ち上げ、腰が反らない範囲で小さく上下に動かします。
お尻とももの境目を意識して締め、お腹も緩まないように薄さを保ちます。
③四つんばいで足を横や斜め後ろへ持ち上げる
四つんばいのまま、片膝を曲げて真横へ持ち上げます。
後ろへ持ち上げた時とは違う、お尻の横側や斜め上の筋肉を使い、立体的なお尻を作ります。
斜め後ろへ片足を持ち上げる際は、脚を伸ばして行ってみましょう。
様々な方向からお尻を鍛えることによって、立体的で骨盤を支えやすいヒップが出来上がります。
では、動画でチェックしてみましょう。
いかがでしたか?
普段から習慣にできる姿勢の意識だけでも、見た目は変わってきます。どうぞお試しください。
ピラティスレッスンで、実際に行っています。
オンラインで遠方からも参加することができるクラスもあります。
レッスンの詳細・お申込みはこちら⇒