コラム

column

「股関節をねじる」美姿勢エクササイズ|骨盤インナーマッスルの正しい使い方【動画あり】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2021.07.20

「股関節をねじる」美姿勢エクササイズ|骨盤インナーマッスルの正しい使い方【動画あり】

こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。

姿勢を整えたり、骨盤を引き締めたりするのに、実は「股関節」のねじりが関係しています。

皆さんは、自分の股関節がどのようにねじれているか、意識したことはありますか?

無意識にしている脚のポジションや、よかれと思ってしている筋肉トレーニングが、腰痛の原因になっている可能性もあります。

今回は、股関節をねじることと、姿勢や骨盤周りの引き締めとの関係を、動画つきでご紹介いたします。

 

●股関節がどうねじれているか知る方法

最初は、自分の股関節がどうねじれているか、チェックをしてみましょう。

立って、膝頭の向きを見てみます。

股関節のねじれは、太ももの骨のねじれでもあります。太ももの骨のねじれは、膝頭の向きに表れます。

つま先の向きとは直接関係しません。ですから、つま先が内側を向いていたとしても、即股関節が内ねじりになっているとは限りません。

むしろ、つま先は前や外を向いていても、膝頭が内側を向いている(股関節が内ねじり)パターンは、案外多くみられます。

膝頭の向きが内側を向いていれば、股関節(太ももの骨)は内ねじり

膝頭の向きが外側を向いていれば、股関節は外ねじり、ということになります。

 

●股関節のねじれる向きと、骨盤の安定

それでは、股関節が内ねじり・外ねじりだと、姿勢の何が違うのでしょうか?まずは骨盤のポジションを見てみましょう。

・股関節が内ねじり股関節が内にねじれると、骨盤は前傾しやすくなります(腰が反る)。腹筋やお尻の力が抜ける傾向にあり、姿勢を維持する力がゆるむため、姿勢は不安定になりやすくなります。

 

・股関節が外ねじり股関節が外にねじれると、太ももの骨と骨盤(仙骨)を結ぶインナーマッスルが締まり、骨盤は立ち上がります。

ねじを締めたように、姿勢が安定します。お尻やお腹の力は入りやすくなります。

 

●股関節は外にねじるほどいいの?お尻は固めている方がいいの?

そうなると、股関節は外にねじっていればいいかとか、お尻に力を入れていればいいのかと、思われがちですが、そうではありません。

お尻の外側から固めるように力を入れていると、腰やももの筋肉も緊張してきて、それが長期化すると腰痛になることもあります。

姿勢を正しく維持したい時は、股関節を外にねじりますが、お尻の表面はリラックスしておき、奥のインナーマッスルをほんのり使います。

前屈したい時、特に姿勢を維持して立っていなければならないわけではない時は、股関節を内ねじりにしてもいいし、外ねじりにすることで緊張する筋肉をゆるめリラックスさせておくことも大切です。

 

動画でチェックしてみましょう。

 

いかがでしたか?

普段反り腰や骨盤周りのゆるみが気になる方は、股関節の外ねじりを意識してリセットし

お尻が緊張しすぎて固まっていたり、それで腰痛になっている人は、内ねじりでゆるめることも必要です。

 

▽▽レッスンはこちら▽▽

▽▽オンラインレッスンはこちら▽▽

▽▽レッスン風景はこちら▽▽

▽▽お客様の声はこちら▽▽

お問い合わせ・メッセージ