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【股関節が硬い】原因3選!柔らかくなる?これが限界?【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.12.03
目次
【股関節が硬い】原因3選!柔らかくなる?これが限界?【動画あり】
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
股関節が硬くて、胡坐がかけなかったり、ヨガのポーズが取れなかったりして、気になっている方はいますか?
一言で「股関節が硬い」と言っても、原因はいくつもあります。
今回は「骨・関節」「腱」「筋肉」と、硬い部分の原因をご紹介します。
そして、今の硬さを克服できるのか、できないのか、までを動画つきで解説します。
▼目次
① 骨・関節が原因で硬い
② 腱が原因で硬い(関節が締まっているタイプ)
③ 筋肉が原因で硬い
① 骨・関節が原因で硬い
股関節は、太ももの骨がはまる穴と、太ももの骨の先端が、はまって継ぎ合わさってできています。
・太ももの骨がはまる穴の向きや大きさ、形
・太ももの骨の先端の向きや大きさ、形
は十人十色で、それが股関節を開きにくい向きや深さではまっている場合は、可動域が狭くなります。
骨や関節が原因で股関節が開きにくい人は、長くストレッチを続けても、開く限界があるために、一定以上は柔らかくなりません。
② 腱が原因で硬い(関節が締まっているタイプ)
次に、関節は、簡単に抜けたり外れたりしないために、硬いテーピングや包帯のように、関節の周りを靭帯や腱で何重にも覆われています。
靭帯や腱は骨についています。その腱が、もともと短い人と、靭帯やゆるいタイプの人がいます。
短い人は、小さいころからしゃがんだ時にかかとが床から浮いていたり、関節を伸ばした時にもほんの少し曲がっていたりすることがあります。
一方、ゆるいタイプの人は、ねんざをしやすかったり、足をひねってもすぐに元通りになって歩けたり、膝や肘が反対側に反ったりすることがあります。
腱や靭帯が硬いのは、ケガから体を守ってくれているとも言えますが、ヨガの一部のポーズはそれで取りにくいことがあります。
これも、練習によって伸ばせるものではないので、柔軟性は変わりません。
バレリーナやヨガインストラクターの多くは、靭帯がゆるいタイプの人が多いようです。しかし、フォームを誤ってポーズを取ると、ケガをしやすいタイプでもあるので、筋肉を鍛えて関節をケガしないように注意が必要です。
③ 筋肉が原因で硬い
運動不足、またはストレッチ不足で股関節が硬い人には、こちらが一番原因が多いですが、筋肉が硬いタイプです。
お尻やもも、鼠径部などです。
筋肉は、マッサージやストレッチ、リラクゼーションなどで柔らかくしていくことが可能です。
実際は、①~③が複合して硬くなっていることもあるので、ストレッチを続けることで、筋肉が原因で硬かった部分が伸びるようになり
徐々に柔軟性は上がっていきます。
いかがでしたか?少し希望が持てましたか?
もともとヨガは、無理をして究極の柔軟性を手に入れるためのものではなく、心身の健康と安らぎを感じるために行うものです。
自分の身体の特性を知って、無理のない範囲で楽しくストレッチを続けることで、いつの間にか快適に体を伸ばせるようになっているものです。
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