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【ヒップアップ】薄いお腹・まっすぐな姿勢を作る「抗重力筋」壁エクササイズ❘老化防止・エイジレスウォークとは【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2022.07.12
目次
【ヒップアップ】薄いお腹・まっすぐな姿勢を作る「抗重力筋」壁エクササイズ❘老化防止・エイジレスウォークとは【動画あり】
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
・最近お尻が垂れてきた
・筋力が衰えたような気がする
・歩いていると腰が痛い
…「年のせいかな?」と感じることはありますか?
これらは、重力に逆らう筋肉が使われなくなってきたことが原因です。
今回はその「抗重力筋」を鍛えて、若さの象徴であるヒップアップ・薄いお腹・まっすぐな姿勢を維持する方法をご紹介します。
▼目次
① 年とともにゆるむ・下がる「抗重力筋」とは?
② 老化防止・エイジレスウォークのやり方
③ 「抗重力筋」を鍛える壁エクササイズ
① 年とともにゆるむ・下がる「抗重力筋」とは?
赤ちゃんは、首が座ることから始まって、重力に逆らって体を反らせたりハイハイをしたりしながら
筋肉を発達させて姿勢を維持できるようになり、成長していきますが
年を取って特に筋肉を鍛えずに生活していると、赤ちゃんが成長するために重力に逆らっていたのと反対の退化が起こります。
つまり、重力に逆らう筋肉が衰え、重力に負けて背中が丸まったり、足が開いたり、すり足歩きになったり、腰が落ちたりします。
重力に逆らって姿勢を維持するために使われる筋肉のことを「抗重力筋」と言います。
具体的には、背骨回りの筋肉や腹筋、お尻、ももやふくらはぎの筋肉のことです。
それらが衰えてくることで、いわゆる「老化」が進み、老けた姿勢や体の動きになります。
② 老化防止・エイジレスウォークのやり方
立って、足裏で地面をしっかりと押してみてください。
たったそれだけで、身長が伸び、お尻が上がり、膝が伸びます。
「抗重力筋」が使われて、歩幅が広がり、力強い歩きができるようになります。
歩く時に地面を押すコツは、足裏で地面を「真上から垂直に」押すことです。
押す時間が長すぎて、後ろへ蹴り過ぎないようにしましょう。
地面を垂直に押すことで、「作用反作用の法則」で真上に突き上げるような力を得ることができ、身長が伸びるように感じます。
③ 「抗重力筋」を鍛える壁エクササイズ
続いて、壁を使って「抗重力筋」が使われていることを実感しやすく、鍛えやすくする方法を紹介します。
四つんばいになり、壁に背を向けます。
右脚を伸ばして、右足裏で壁に「ハンコ」を押すように垂直に、壁を押します。
強く押すことで、お尻やももの裏側、骨盤底や下腹が薄くなる力を感じることができます。
足は背中の高さで、背骨の延長に伸ばすようなイメージです。
足の位置が高すぎると、腰が反って腹筋が緩み、体幹をまっすぐに維持する筋肉が使われなくなってしまいます。
余裕があれば、左腕も一緒に伸ばして、体幹の筋肉を使いながらバランスを取ってみましょう。
いかがでしたか?
壁や床を押すことで、お尻やももの裏側、下腹など
重力に逆らって姿勢をまっすぐ維持する筋肉が使われて活性化することが分かるでしょう。
気軽にできるエクササイズです。どうぞお試しください。
いかがでしたか?地面や床を押すだけで、使われる老化防止の筋肉があることを実感できましたでしょうか。
赤ちゃん成長の方法を使って、どうぞ老化防止・ヒップアップにトライしてみてくださいね。
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