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【肩こりストレッチ】”正しい”肩甲骨の寄せ方|効果的にストレッチするポイント3選【動画あり】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2023.01.12

【肩こりストレッチ】”正しい”肩甲骨の寄せ方|効果的にストレッチするポイント3選【動画あり】

■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com

 

猫背を解消したい時、長時間の運転やデスクワークで疲れた時に、後ろで手を組んだりして「肩甲骨を寄せる」ストレッチをすることはありますか?

実はそのストレッチの「やり方」は、かなり間違えやすいです。

間違えて行うと、効果があまりないだけだなく、かえって首肩が凝ったように不快に感じることさえあります。

今回は、「正しい肩甲骨の寄せ方」を動画つきでご紹介いたします。

気持ちよく肩甲骨を動かして、コリをほぐしましょう。

 

▼目次

① 姿勢改善・凝り解消に「肩甲骨を寄せる」メリット

② よくありがちな間違った「肩甲骨の寄せ方」

③ 正しい「肩甲骨の寄せ方」

 

① 姿勢改善・凝り解消に「肩甲骨を寄せる」メリット

長時間のデスクワークや家事・育児・運動不足などで猫背になると、肩甲骨同士が離れてきます。

肩甲骨同士が離れると、頭や肩が前に出て、重たい腕や頭に引っ張られる肩の筋肉が凝ってきます。

 

肩甲骨を動かすことで、老廃物が溜まり凝っていた筋肉の血流を促し、コリを解消することができます。

肩甲骨を寄せることで、猫背・前肩を解消し、姿勢を改善することができます。

 

また、それだけでなく肩甲骨や首、肋骨周りには「褐色脂肪細胞」という、活性化すると脂肪の燃焼を促す細胞があります。

肩甲骨を動かしたり寄せたりして「褐色脂肪細胞」を刺激することで、代謝を高め体温を上げ、脂肪の燃焼を促します。

 

② よくありがちな間違った「肩甲骨の寄せ方」

肩甲骨を寄せる時、猫背傾向がある人の場合、肩甲骨の「上の方」を寄せようとする傾向があります。

普段、肩甲骨が離れて持ち上がっていることで「僧帽筋上部」…肩甲骨の上の方をカバーする筋肉 が優位に使われる癖がついているため

肩甲骨の上の方を寄せ、あごが上がり、首の後ろにしわができます。

 

この場合、かえって肩こりの筋肉(僧帽筋上部)が緊張し、首の後ろが縮み、首肩コリを助長してしまいます。

 

③ 正しい「肩甲骨の寄せ方」

それでは、正しい肩甲骨の寄せ方は、どのようにしたらいいでしょうか。

左右の肩甲骨を少し後ろへ引いてから、お尻の真ん中にある「仙骨」に向かって寄せ「下げる」イメージを持ちます。

ただ寄せるのではなく、後ろの空気を押しながらお尻のポケットに肩甲骨を入れていくように下げるのですね。

それによって、広背筋や僧帽筋下部といった、猫背や肩コリを予防する筋肉を刺激し、姿勢を整えることができます。

いかがでしたか?

肩甲骨の寄せ方ひとつとっても、ちょっとしたコツを意識するかどうかで、使われる筋肉が変わり

肩こりを予防できるか、逆に肩コリになってしまうかの大きな違いがあります。

 

このエクササイズは、主にピラティスクラスで行っています。※オンラインもあり

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