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疲れやすさの原因は、振れ幅の大きさにあった!?【生活改善日記】359日目
- 食に関するコラム
- 2019.07.24
腹筋を鍛える時の振れ幅のコツ
ピラティスのレッスンの時、
腹筋を使って体を起こしたり下ろしたりを繰り返すエクササイズなどで
一回一回床まで体を下ろして完全に力を抜いてしまうと、
また起き上がる時に繊細な首に負担がかかったり
一度スイッチを切ってからまた入れるよりも
少し力を入れたまま残しておいたほうが
腹筋には効果的なこともあって
「今起き上がった場所・力を100としたら、
0まで下ろさないで(力を抜かないで)
30くらいまで下ろしましょう」
と言います。
ダイエットを繰り返す人も似ている
ダイエットを試して
「あぁ~ダメだ」と思って
気を抜いて0になって
またはやけになってマイナスになって
それからまた
「よし、別のダイエット方法をしよう」と
プラスに気持ちを持って行くことも
結構しんどいものです。
振れ幅が大きいから。
モチベーションやテンションを40~70
もしくは上手にやれば60~90くらいに
保って行った方が、効果は上がりそうですよね。
東洋医学の健康の考え方も共通している
東洋医学では「中庸」が健康の秘訣とされていて
陰や陽に極端に偏り過ぎると健康を害すると言われています。
たとえば、食べ物で言うと
・砂糖やお酒などの極陰性の食べ物と
・肉食や塩辛いものなど極陽性の食べ物を
交互にがっつり食べるのは、
身体の中の振れ幅をひどく乱すので
疲れてしまいます
ヨガで言う呼吸法は、少し違って
ヨガレッスンで、最初に呼吸を観察し
ポーズの最中も呼吸に意識を向けていきますが
その時は、
息を吸い切り、息を吐き切る
つまり0~100をゆっくりと行ったり来たり
するようにします
というのも、普段私たちの呼吸はかなり浅く
肺の中の空気を全て出し切るのを0
肺の容量いっぱいに空気を吸うのを100とすると
40~60くらいのあいだを行ったり来たりする
呼吸をしているものです
よどんだ空気が出ないまま、
新鮮な空気に入れ替わり切らないまま…
そういうわけで、呼吸法では
ゆっくりと集中しながら0~100というイメージで
一呼吸で体の老廃物と新鮮な酸素を一新して生き返るように
振れ幅大きく呼吸をしているのです