コラム
column
いい人・気を使う人
- 心の健康に関するコラム
- 2012.04.02
人当たりが良くて、人を優先して、謙虚で、人に迷惑をかけたくないと思い、繊細で、、、一見本当に健康的で素敵だなと思える方から、深い悩みを抱えている話を伺います。
人がよく、よく気がつく繊細な方だからこそ、何かのきっかけで不調を発症するのですね。
不安や恐れなどがあっても、人前では出さず、自分の中にしまっていると、骨盤や頭蓋骨、肩甲骨が固くなって、それらの感情が爆発しないように抑える癖がついてきます。
一つ一つは小さくても、それが積み重なると、やはり心身は不安定になります。
身体はこわばり、凝りや痛みになります。
ヨガをしていてこわばりがフッと緩んだ瞬間、涙が止まらなくなったりトイレに行きたくなったり、あくびが出たりと、デトックス・発散が始まります。
本当は生命の本音では出したいと思っている感情、人に受け止めてもらいたいと思っている気持ちは、身体の硬さや呼吸の浅さなどになって現れます。
昨日外ヨガをしました。広い自然は、心身の本音が解放されやすく、五感を使うので本能に働きかけてリセット&チャージができます。
呼吸は深くなり、体は伸びやすく、健やかになっていくのを実感できます。
春はデトックスの季節。思いを溜め込んでいませんか?気持ちに反して我慢を重ねていませんか?それは本当は適正に出すことができるものではありませんか?
大丈夫。安心して。ゆるめて、委ねて。
ホッと、肩の力を抜いて。
顔はゆるむと、無表情でもしかめ面でもなく、微笑みになります。