コラム
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腰の痛みが取れないわけ☆
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2012.09.26
こんにちは!ようこそピラティスレッスンへ。
最近声をほめてもらえるのでありがたい美宅玲子です。
昨日のスポーツクラブでのレッスンで
「私ここ2~3週間腰が硬くて反れなくて。バリバリで痛いんです。」
というお客様がいました。
腰のある一部分が特に硬くて痛いのだそうです。
うつ伏せから反る時はきっと、その硬い部分にさらに力を入れて反ろうとするのでしょうから、それは腰は悲鳴を上げますよね。
座ったり立ったりと背骨周りの姿勢を保つ時や、運動する時も腰のその一部分の筋肉を使っているのでしょう。姿勢をキープするのは本来背筋だけではなく腹筋も使いますし、奥の筋肉も使うものです。
しかし、自分の得意な筋肉ばかり偏って使っているのでカチコチになって、反れなくなってしまいます。
ねじったり丸めたり体側を伸ばしたりと、背筋をお休みさせながら腰周辺を柔らかくするストレッチをしましょう。
痛くなくなったら、反る練習をする時、今硬い使いすぎの筋肉をお休みさせて背中の上の方の筋肉や腕の筋肉に頼って反るようにして、新しい動き方を身につけるといいですよ。
と言いました。
また、同じスポーツクラブのお客様で
「長年ランニングしていて筋肉を使いすぎて硬くなってしまいました。
ピラティスをやっている時もないなかなか外側の筋肉の力が抜けないというか、抜いているつもりでも硬いです。」
という方もいらっしゃいました。
長年かけて習得した筋肉の使い方は強固ですから時間がかかるかもしれませんね。
力を抜いて柔らかい筋肉の状態を再現しようにも、それが一体どういうことなのか体感として分からないのですから。
私も太ももに関して長い間そうでした。
ヨガでストレッチ系のポーズをする時も、力で伸ばそうとする癖がある方は要注意です。
例えば前屈をするにしても、鉄棒に布団のように股関節からぶら下がったようにだらりと力を抜いてストレッチをすることを覚えていきます。
私のヨガやピラティスのレッスンでは、必要な部分だけ効果的に筋肉を使い、後は脱力…という練習をしていきます。