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【頭痛セルフケア】目の疲れ・首の位置・噛みしめ~予防・解消エクササイズ【動画付き】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.08.09
目次
【頭痛セルフケア】目の疲れ・首の位置・噛みしめ~予防・解消エクササイズ【動画付き】
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
今回は、デスクワークによる頭痛の原因を3つに分けて、自分で予防・解消するためのエクササイズを動画付きでご紹介します。
頭痛には、自分で作った原因があります。まずはそこからたどってみましょう!
●デスクワークの頭痛の原因①疲れ目
ひとつ目は、目をたくさん使うことによる「疲れ目」から頭痛がくるパターンです。
視神経は頭の後ろ側にあり、頭の後ろ側や、目のツボである目の「掘り」の部分をマッサージする対処法があるほか
パソコン画面を見ながら脳を使うことで凝り固まっている「頭」のマッサージもすっきりします。
マッサージをすることで、血流を促し老廃物を流すだけでなく、筋肉が凝り固まっていることを自覚し、ほぐれてリラックスした頭や目の状態をインプット&維持する意識を持つことで、頭痛になる目や頭の使い方(緊張)を予防することができます。
動画では大きく分けて8種類のツボやマッサージを紹介しています。
どうぞトライしてみて下さいね。
●デスクワークの頭痛の原因②首の位置
次に、デスクワークをしている時の姿勢に目を向けてみましょう。
重たい頭は前に出て、首や肩に負担がかかっていないでしょうか。
首や肩が凝ることから、頭痛につながっています。
首は背骨の一部であり、肩甲骨は「背骨のハンドル」と言われています。
肩甲骨を寄せて下げることで、丸まりがちな背骨を元に戻すことができ、首や頭の位置を後ろに戻すことができます。
また、首が通常よりも前に出て、カーブがなくなってしまう「ストレートネック」を解消し、首の本来のカーブを取り戻すためのストレッチも動画で紹介します。
枕も、首の健康を保つのに重要な役割を果たします。
首の本来のカーブを維持するために、タオルを丸めた「首枕」や、トラベル枕を利用して寝るなども、快適であればおすすめです。
動画で実際の動きをチェックしてみて下さい。
●デスクワークの頭痛の原因③あごの緊張
最後に、無意識にしているかもしれない「あごの緊張」についてご紹介します。
歯を食いしばるクセはありませんか?自分では無意識であることが多く、歯医者さんに行って「食いしばって歯がすり減っていますね。」などと指摘されたり、写真を見てアゴの形が左右で違うことに気づいたり、口周りにしわができることで余分な力が入っていることに気づく方もいます。
そもそも歯は、食べている時以外は2~3㎜離れている(口は閉じている)のが通常です。
噛みしめていると、あごの筋肉の緊張が側頭部と首の筋肉の緊張へと波及するので、頭痛が起きたり、首肩こりになったり、猫背になったりすることがあります。
噛みしめないために、唇を歯の間に巻き込む癖をつけるのはおすすめです。
また、アゴの筋肉をマッサージして、痛いことから知らないうちに噛みしめていることや凝っていることに気づいたり
噛みしめることで緊張する首の筋肉をマッサージして、首から頭への血流を促しリラックスする方法
下顎をブランコのように動かして、あごの筋肉をリラックスさせる方法を、動画でご紹介します。
いかがでしたか?
あごが緊張することによる頭痛を予防するための方法を、たくさん紹介しました。
デスクワークでの頭痛の原因には、自分で作っていたものが多くあったのではないでしょうか。
自分で作った原因は、自分で修正することができます。少しでもデスクワークによる頭痛を減らす役に立てば幸いです。
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