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【体幹トレーニング】左右のゆがみを予防する!|骨盤安定・姿勢改善【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.08.17
【体幹トレーニング】左右のゆがみを予防する!|骨盤安定・姿勢改善【動画あり】
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
体幹トレーニングは、姿勢を維持し、ウエスト周りを引き締めたり、スポーツのパフォーマンスを上げたり、ケガの予防をするなど
様々な影響から、取り入れる人・興味を持つ人が増えています。
今回は、足元をわざと不安定にして、動きながら安定を取る体幹トレーニングをご紹介します。
楽しみながら自然と体幹を鍛えることができます。
●足元が不安定な中でバランスを取るとは?
まずこちらの写真をご覧ください。ボードの上に乗って、海の上でバランスを取っています。
もし、左右どちらかの足に重心が強くかかったら、ボードはすぐに傾いてしまいます。
ですから、様々な体勢をとったとしても、左右の体重をできるだけ均等にかけるようにしています(ボードが左右に短いため)。
私達は、普段安定した地面の上で生活しているので、左右の足に均等に体重を掛けなくても、すぐに転ぶことはありません。
壁に寄り掛かることもできます。
しかし、足元が不安定な場所だと、常に重心が真ん中に来るようにバランスよく体重を掛ける必要があります。
●足元が不安定な中での体幹トレーニングのやり方
その環境を逆手にとって、体幹トレーニングをすることができます。
体幹とは、頭と四肢を除いた部分のことを指します。
例えばもし、片足で立たなければいけない時、片足を浮かせながら上半身を支えるために、体幹の筋肉が大活躍します。
両足で立っていても、上半身を反ったり横に倒したり、明らかに重心からずれる位置に持ってくる時には、体幹の筋肉が活躍して
姿勢を維持します。
今回のエクササイズでは、わざと上半身をバランスを崩すように動かして、足元は不安定な中でバランスを取るために、体幹の筋肉を使います。
コツは、左右の足に同じ体重を掛け続けることです。
上半身を右にねじったり、右に倒したりすると、通常は右足の方に体重が多めにかかるのですが、そうすると足元がぐらつくので、できるだけ左右の足に均等に体重を掛けながら、骨盤を動かさないように体幹の力を使います。
それでは実際に動画を見ながら行ってみましょう。
・ストレッチポールなど、少しだけ弾力のある(沈み込む)ものに膝立ちになります。
・左右交互に膝に体重を掛けて、その違いを感じてみましょう。
・両腕を前で重ねて、上体を左右にねじります。その際、骨盤から下が動かないように気をつけましょう。
したがって、左右の膝で同じ重さで下を押すことになります。
・両手を頭に添えて、上体を左右に倒してみましょう。左右に倒しても、両膝それぞれにかかる体重を同じにする(右に重心がかかりそうな時は、左の膝でしっかり押すようにする)ことで、体幹の筋肉を使い、伸ばす感覚がよく分かります。
膝を乗せるものさえあれば、簡単にできるシンプルエクササイズです。
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