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【足クセを直そう】体幹が安定する・腹筋に力を入れやすい「座り方」は?!|姿勢改善ピラティス
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.10.01
目次
【足クセを直そう】体幹が安定する・腹筋に力を入れやすい「座り方」は?!|姿勢改善ピラティス
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
デスクワークや電車などで椅子に座っている時、お腹の力がだらっと抜けて、姿勢がふにゃふにゃに崩れていると
気になったことはありませんか?
実は、床への足の置き方や、膝の位置を変えるだけで、腹筋に力が入りやすくなったり、抜けやすくなったりします。
それだけでなく、足の置く位置のクセによって、膝をケガしやすくなったり、外反母趾になりやすくなったりもします。
今回は、そうした「足クセ」にスポットを当てて、お腹の引き締めや姿勢改善、ケガの予防について探ってみましょう。
●座り方「あるある」① 膝下が「ハの字」になっている
よくある座り方として、かかとを引き寄せて膝が鋭角になり、膝を突き合わせて膝下が「ハの字」になった座り方があります。
これは実は、腹筋の力が抜けた座り方です。足の位置が定まらず不安定で、膝を痛めた人や外反母趾の人にも多いです。
●座り方「あるある」② がに股で膝が割れ、足の親指・足指が浮いている
また、椅子に座った時や、地面に体育座りをした時に、膝を閉じることができす、開いてしまい
足の親指または足指全部が床から浮いてしまう座り方も、よく見かけます。
これも、足裏が地面に安定して着かないという点で、①と共通しています。
足裏が地面に安定して着き、体重をかけることができ、ぐらぐらしない膝下の状態だと
腹筋に力が入りやすく、骨盤~背骨を立てて姿勢を整えやすくなります。
●安定した座り方
腹筋に力が入りやすい、姿勢を整えやすい、安定した座り方の足の位置は
・膝下が左右平行・だいたい腰幅くらい
・足裏全体が均等に地面に着く・通常の椅子なら膝下は垂直
になるように脚を置くと、土台がバランスよく安定しているので、骨盤から背骨をまっすぐ立てやすくなり
腹筋に力が入りやすく、姿勢を維持しやすくなります。
動画でチェックしてみましょう。
動画では、ピラティスのロールダウン・ロールアップの「腹筋」の力の入りやすさを例に出して伝えています。
「あるある」①②の足の位置でロールアップ・ロールダウンをすると、足がぐらぐらと動いてしまい、安定せず
腹筋の力が抜けやすいことが分かります。
日常生活でも、ピラティスのエクササイズをする中でも、膝下が左右平行で足裏が地面にしっかりつく姿勢を意識することが
腹筋に力が入り、ケガ予防やパフォーマンスアップには欠かせません。
ピラティス・美姿勢レッスンで体感してみたい方は、詳細こちらをご覧ください。
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