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【腹筋運動】ありがちな間違い!お腹を効果的に鍛えるために意識する「2つのポイント」【動画あり】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2021.10.09

【腹筋運動】ありがちな間違い!お腹を効果的に鍛えるために意識する「2つのポイント」【動画あり】

こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。

腹筋運動・いわゆる上体起こしをしていて、首や肩・腰を痛めた経験はありませんか?

または、ももが疲れるなど、腹筋ではない部分の筋肉を使って疲れることはありませんか?

今回は、そうした腹筋運動でありがちな間違いと、正しい腹筋運動のやり方を、ピラティスの見地からご紹介いたします。

 

●腹筋運動(上体起こし)のありがちな間違い

両膝を立てて仰向けになり、両手を頭に添えて上体を起こしてくる腹筋運動。

①肘を寄せすぎる 両肘を寄せすぎて、首を引っ張りすぎてしまい、首を痛める原因になります。

②首を曲げすぎる 首を曲げる方向に手で引っ張りすぎて、時に反動を使うなどして首に過度な負担をかけて、痛める原因になります。

③腰が浮いている 腰が床から浮いているということは、背筋を緊張させています。背筋は腹筋と反対の役割をする筋肉(拮抗筋)なので

腹筋運動の邪魔をすることになり、腰を痛める原因となります。

 

●正しい腹筋運動の意識の仕方

それでは、正しい腹筋運動のやり方を、ピラティスの意識の方法からお伝えします。

①肘を開く 肘を開くことで、首の引っ張りすぎを防ぎ、腹筋の力を使うことができます。

②首は引っこ抜く 首を曲げるのではなく、頭蓋骨を引き抜く方向へ首を伸ばします。

③腰を床に押し付け、お腹を薄くひっこめる 腰を床に押し付けながらお腹を薄くすることで、自然と上体が丸く上がりやすくなります。

④みぞおちをおへそへ近づける 肋骨同士を寄せ、胃を引っ込めるようなイメージで、反動を使わずゆっくり行います。

 

 

●脚を上げる腹筋の意識の仕方

なお、動画では「脚を上げる腹筋」の意識の仕方も紹介しています。

腰で床を押す腹筋を使うと、脚を上げる腸腰筋(お腹のインナーマッスル)を使うことができるので、ももの力に頼らず脚を上げることができます。

足の重みに負けないように、腰を床へ押し付ける力が必要です。

 

●おわりに

いかがでしたか?上体や手足を動かす際、体幹の力を意識することが、ケガをせず滑らかに体を動かすポイントになります。

動画と一緒にどうぞお試しください。

※レッスンで体験してみた方は「ピラティスクラス」へ→

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