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【ヨガ×自律神経】呼吸・姿勢で健康をコントロールする方法【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2023.01.21
【ヨガ×自律神経】呼吸・姿勢で健康をコントロールする方法【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
イライラする、緊張する、やる気が出ない、胃腸の不調…一見姿勢や呼吸とは何の関係もなさそうな心身の状態ですが
実は自律神経を通して姿勢や呼吸ともかかわり、ヨガでコントロールすることも可能です。
今回は、ヨガで自律神経に働きかけ、心身の健康を自分でコントロールする方法について、動画付きでご紹介します。
▼目次
① 自律神経とは?
② 交感神経・副交感神経と生理的な体調の違い
③ 姿勢・呼吸・ヨガで体調を整える
① 自律神経とは?
自律神経とは、背骨に沿って走っている神経から全身へと枝分かれして、内臓など器官の働きをコントロールしている神経のひとつで
交感神経と副交感神経に分けられます。
心臓や肺(呼吸)、胃腸の動きが意志とは関係なく働くように、無意識のうちに機能して
自律神経は私たちが生命を営む上で欠かせない働きを担っています。
② 交感神経・副交感神経と生理的な体調の違い
では、交感神経・副交感神経は、どういった特徴のある神経なのでしょうか。
【交感神経】
私たちが起きて活動し、緊張し闘争状態になる時に働く神経。
筋肉に血液を送り、心拍数を上げ、瞳孔を開きます。呼吸数が増えます。
一方で内臓(消化吸収)のために送られる血液や手足の先などへ送られる血液が減るため、胃腸の働きが鈍り、末端が冷えます。
【副交感神経】
私たちがリラックスして休息する時に働く神経。
胃腸や体の末端・隅々まで血液を送り温めます。心拍数はゆっくりになり、呼吸もゆっくりになります。
互いに正反対の役割をする神経なので、お互いにバランスを取りながら、一日のうちでうまくスイッチを切り替えて生活することで
私たちは健康を保っています。
③ 姿勢・呼吸・ヨガで体調を整える
ヨガをすることで、自律神経に働きかけ、体調を整えることができます。
呼吸や姿勢をコントロールすることで、交感神経と副交感神経のスイッチを自分で切り替えることができるのです。
具体的に、どのようにしてコントロールするのでしょうか。
【交感神経を優位にする姿勢・呼吸・ポーズ】
大昔、狩猟時代の人間が、周りの敵に襲われないように警戒していた(交感神経)時は、遠くを見る必要がありました。
遠くを見る姿勢…胸を開き、背骨をやや反る体勢で、息を吸う時交感神経を優位にします。
ヨガのポーズでは、コブラのポーズ、魚のポーズ、ヤシの木のポーズなどです。
【副交感神経を優位にする姿勢・呼吸・ポーズ】
逆に、大昔の人間が、周りの敵に襲われる心配がなくリラックスしていられた(副交感神経)時は、近くを見ることができました。
近くを見る姿勢…背中を丸め、下を見て、息を吐く時副交感神経を優位にします。
ヨガのポーズでは、前屈のポーズ、赤ちゃんのポーズ、子供のポーズなどです。
このように、姿勢や目線、呼吸を意識することで、自分で自分の体調を整えることができるのです。
動画で確認してみましょう。
いかがでしたか?
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