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「関節がずれるような痛み」へのアプローチ

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2020.05.20

「関節がずれるような痛み」へのアプローチ【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】2009日目

猿力を抜くとずれて痛む関節

「横を向いて寝て、脚をずらして力を抜くと

脚の重みで関節がずれるような痛みがあります。」

という方がいます。

皆さんには、そういう関節の痛みはありますか?

 

私は、捻挫をした後の足首で、同じようなことがありました。

捻挫をすると、関節がずれないように引き留めている靭帯が、ゆるんでしまいます。

 

腫れがあり、まだ靭帯周りの炎症がある時は

筋肉の力を抜くと、足首がグラグラとして不安定で

力を抜いて、重力が横からかかると

関節がずれないように引き留めている靭帯も

筋肉もゆるい状態になるので

関節がずれてしまって、痛いのです。

伸びてしまった靭帯は元に戻らないと、一般的には言われています。

しかし、筋肉は鍛えることができます

 

靭帯と全く同じではありませんが

関節周りの筋肉を鍛えて、グラグラしないように安定させることができます

 

体幹の筋肉も重要です。

体幹がゆがまず、ゆるまず、安定していれば

関節にかかる負担が減ります。

走っている時など、足が着地する度に

膝がグラグラする人がいます。

フィットネスのスタジオレッスンを見ていても

足の接地が不安定で(足指、特に親指が浮いている)

つま先や膝の向きが安定せず

グラグラ、ツルツルしている方がいます。

 

膝のケガや、足腰の不具合を抱えている人が多いようです。

これに関しては、無意識の接地の癖を自覚し

自分で一歩一歩修正していくのが、遠いようで早道です。

 

私の場合は、地道な意識をコツコツ続けました。

関節周りの筋肉を鍛える

体幹を鍛える

足裏、つま先、膝に注意して接地を安定させる

関節の不安定性からくる痛みへのアプローチです。

 

ヨガやピラティスのレッスンでは、自分の体の使い方について、丁寧に意識します。

少人数であれば、一人一人のケガを誘発する危険なクセに関して、インストラクターが指摘してくれます。

ヨガやピラティスをしながら、関節回りを安定させる筋肉の使い方や意識を訓練できるのです。

オンライン・プライベートレッスンも承ります。

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