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「体を柔らかくしたい!」大人の柔軟性アップに大切なこと☆
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2020.07.03
「体を柔らかくしたい!」大人の柔軟性アップに大切なこと☆
●大人が目指す、柔軟性とは
「体を柔らかくしたい」
漠然とそう言った時、どんな状態を思い描きますか?
☑前屈をして、つま先に手が届く?
☑開脚で180度近くいって、前屈ができること?
☑運動する時に、突っ張ったり痛みを感じたりしないこと?
☑肩こりや腰痛などがない状態?
今回は、大人が目指したい理想の柔軟性について、ご紹介します。
どこまで前屈できるようになりたいかは、人それぞれなので
そういうことではなくて
快適で、動きやすくケガをしない、柔軟性のイメージとは
どんなものなのかを、お伝えします。
●赤ちゃんの柔軟性
「私は生まれつき体が硬くて。」と言う人がいますが
誰でも赤ちゃんの頃は、体がふにゃふにゃです。
エビぞりになったり、足をなめたり、とにかく自由自在です。
ですが、赤ちゃんは、足腰の筋力がまだ弱く
歩いていても転んでしまったりします。
骨も完全には出来上がっていないので、芯がまだない感じで
ぐにゃぐにゃで、ありえない方向に姿勢が崩れることがよくあります。
大人は、骨も硬化しているし、体も大きいし、筋肉もあるし
体重もあるので、赤ちゃんのようなふにゃふにゃの状態には無理があるし
芯がないふにゃふにゃな体で転んだら大けがです。
●体幹・芯のある体で自由に動く
大人の場合、体が大きいので、胴体も手足も重たいです。
なので、ケガをしないためには
体の中でどこか『安定させる』部分を作って、コントロールできるようにしておき
その他の関節に『自由さ・柔軟性』をつくる
というのが、大人の理想の柔軟のあり方です。
例えばすぐ上のエアリアルサップヨガの場合
ぐにゃぐにゃに柔らかい体だと、開脚をしたままポーズを止めることができません。
体幹や内ももなどを、筋肉を使って姿勢を安定させながら
手足をコントロールしつつ開いていきます。
最低限、姿勢を安定させる筋力は必要です。
体幹が安定すると、股関節や肩関節は、安心してクルクル動かすことができます。関節の柔軟性アップ
家・家族という安心基地があるから、子供が気にせずのびのびと遊びに行けるのと同じです?
この紫陽花の写真も
腹筋を使って、腰椎を安定させて守るからこそ
胸椎で反り、股関節をストレッチすることができます。
大人は、全身をすべてふにゃふにゃにするのではなくて
安定させるところ、姿勢をキープする部分をしっかり持つことが大切です。
そうすれば、それ以外の関節の柔軟性を集中して上げることができます。
このピラティスは、体幹を安定させて、手足を自由にする運動ですね。
具体的にはまた、個々の記事でご紹介すると思います。
基本的な大人の柔軟の考え方でした。
レッスンで質問したい方・実感したい方は
国立・国分寺のヨガ教室RepureBODY 美宅玲子