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体幹トレーニング・股関節柔軟・逆さま…「空中ヨガ」の魅力・特徴3種類【動画あり】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2021.08.11

体幹トレーニング・股関節柔軟・逆さま…「空中ヨガ」の魅力・特徴3種類【動画あり】

こんにちは。エアリアルヨガインストラクターの美宅玲子です。

布を使って宙に浮きながら行う「エアリアルヨガ=空中ヨガ」をご存じですか?

実は、布を使うことで、普通のヨガにはない様々なポーズと効果を体感することができます。

普通のヨガよりも難しくなるポーズもあれば、こつをつかんで易しくできるようになるポーズもあります。

今回は、体幹トレーニング・股関節柔軟・逆さまの3点にスポットを当てて、その特徴とポーズを取るコツをご紹介いたします。

 

●空中ヨガでできる「体幹トレーニング」のコツ

「星のポーズ」をご紹介します。

普通のヨガでは、片足で立ち、手足を広げるポーズなので、自然と体幹の筋肉を使うことになります。

エアリアルヨガでは、片足を布に乗せ、片手で布を持ちながら行うので、普通のヨガよりも楽にバランスを取ることができます。

手で布を持っていると、体幹を使わなくてもポーズが取れてしまうのですが、ここで手を離してポーズを取ると、一気に「体幹を使って上体の位置をキープする」腹筋のきつさやバランスを取る感覚の違いを実感することができます。

片足だけでも布に預けていられるので、普通の片足立ちヨガに比べると、まだ易しいです。

片足で立つ足腰の筋力やバランスが楽な分、体幹の筋肉や姿勢に集中できるので、とてもいい体幹トレーニングになりますし

普通のヨガで行う片足バランスの練習になります。

 

●空中ヨガでできる「股関節柔軟」レベル別3段階

次に、股関節柔軟ポーズとして有名な「Y字バランス」を、レベル別(足の高さ別)に3段階ご紹介します。

普通のヨガでY字バランスをしようとすると、脚を上げたまま片足で立つという、筋力や柔軟性が必要になり、かなりハードルが高いポーズですが、空中ヨガ(エアリアルヨガ)の場合は、布が足腰を支えてくれるので、どれもその点楽に行うことができます。

・腰と足を布にかけるパターン(レベル1)

・肘と足を布にかけるパターン(レベル2)

・布をクロスして乗り、一度宙に浮いてから降りるパターン(レベル3)

足の高さが徐々に高くなっていくのが分かるでしょうか。

しかも、体が布に支えられ、脚が布で上げられているので、受動的にストレッチをすることができます。

股関節など柔軟をする際のポイントの一つは、筋肉をリラックスさせることです。

布に体を預けることで、リラックスが可能になります。

 

●空中ヨガでできる「逆上がり」のコツ

続いて、エアリアルヨガでできる逆さま・逆上がりのポイントです。

逆上がりは、鉄棒で行う種目で、苦戦した方も多いと思います。

布で行う場合、布で腰を支えることができたり、脚を布にかけることができたりするので

私の実感から言うと、鉄棒よりも逆上がりはやりやすい印象です。

レベル別に4段階ご紹介します。

・布にお尻で座って後ろ回り(レベル1)

・布で腰を支えて逆上がり(レベル2)

・鉄棒のように立ったところから逆上がり(レベル3)

・座ったところから逆上がり(レベル4)

いずれにしてもコツは「ももをお腹に近づける腹筋を使うこと」「腰を反らない・上を向かないこと」です。

そのうえで、布の恩恵にあずかりながら行ってみましょう。

いかがでしたか?レッスンで行っていると、運動経験に関係なく、皆さま徐々にコツをつかんで上達していきます。

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