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【姿勢改善】もも・ふくらはぎがパンパンに張る人のための「重心の位置」修正エクササイズ【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.08.20
目次
【姿勢改善】もも・ふくらはぎがパンパンに張る人のための「重心の位置」修正エクササイズ【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
皆さんは、立っているだけで太ももがパンパンになったり、ふくらはぎが張って疲れたりすることはありませんか?
立っている時の姿勢によって、筋肉の張り具合や疲れ方が変わってきます。今回は、太ももの表やふくらはぎがパンパンに張りやすい人に特徴的な姿勢と、張らないための正しい重心の位置に修正するためのエクササイズをご紹介します。
●本来のまっすぐな姿勢の時の重心の位置
目をつぶって、裸足で床に立ってみて下さい。すぐには裸足に慣れない方は、靴を履いていても構わないので、足裏のどこに一番体重が重くかかっているかを感じてみましょう。目をつぶって立つとふらつく場合、目を開けていても構いませんが、ふらつきやすい方向はどこか、傾向があれば見つけてみましょう。
私達の骨格は、すねの骨がくるぶしを通って足につながっているので、本来体重がくるぶしの下の位置にかかり、すねの骨と太ももの骨が床と垂直になっているのが自然です。
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●太もも・ふくらはぎが張りやすい人の重心の位置
しかし、くるぶしよりも前に体重が重くかかっている人は、前に倒れないようにブレーキをかけるための筋肉である「太ももの前」と「ふくらはぎ」の筋肉が偏って緊張していて、パンパンに張って疲れてきます。
皆さんは確かめてみていかがでしたか?くるぶしより前に体重が重くかかっていた方は、くるぶしの下に体重がかかるようにした時に、後ろ過ぎて後ろに倒れそうに感じることもあります。
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●重心を修正して、筋肉のクセを正すエクササイズ
それでは、偏った筋肉のクセをあぶり出し、修正するエクササイズを行ってみましょう。
立って、くるぶしの間にヨガブロックやボール、ストレッチポール、何か厚めのものをはさんでみて下さい。股関節はやや外ねじりで、つま先は自然と外を向いています。
そこで、くるぶしに挟んだものをつぶしてみましょう。どこの筋肉に力が入る感じがしますか?
つま先に体重が乗って、太ももの表の筋肉に力が入ることはありませんか?
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くるぶし下に体重を掛けると、はさんだものをつぶす時に、太ももの表よりも内もも、お尻、骨盤底、下腹に力が入って引き締まる感覚が出るのが分かるでしょうか。
ももの表やふくらはぎの力をゆるめ(抑制して)、代わりに内ももや骨盤底、お尻(座骨を寄せる)、下腹(内臓を支える)の筋肉が活性化し、筋肉のバランスを整える練習になります。
動画で確認してみましょう。いかがですか?
自分の筋肉の使い方のクセに気づき、正しいバランスに修正していくと、太ももやふくらはぎがパンパンに張りやすかった疲れが解消されるようになります。
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