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【姿勢の間違いあるある5選】力を抜いた方がいい?猫背がいい?楽をした方がいい?【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.09.23
目次
【姿勢の間違いあるある5選】力を抜いた方がいい?猫背がいい?楽をした方がいい?【動画あり】
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
「姿勢を良くしよう」と思うと、筋肉に力を入れてピシッとするイメージがあるかもしれませんが
実は、私達は余分な筋肉の緊張のために、痛みやコリが出ていることが多いものです。
まずは、余計な力を抜くところから始めて、必要な筋力をつけるのを後に回してもいい例がたくさんあります。
今回は、私達が無意識にやりがちな「ムダな力」をチェックし、楽に姿勢を整える方法について考えてみましょう。
●無駄な力①手指を握る
何も持っていないのに、「グー」の手になっていることはありませんか?
手に力を入れているという自覚なく、実は力が入っている状態です。
手足の末端に力が入ると、肩や股関節など根元の部分にも力が入って硬くなり、ストレスがかかる可能性があります。
手指はリラックスしてゆるめ、伸ばしてみましょう。
●無駄な力②足指を反らす
写真の足もそうなのですが、足指を反らす癖はありませんか?
立っている時に足指が接地していない「浮指」の状態が、外反母趾など脚のゆがみの原因のひとつになっています。
足指を伸ばし、地面に接地するように練習してみましょう。
●無駄な力③首をすくめる・肩を上げる
知らないうちに、肩を持ち上げる癖がある方も多いです。
深呼吸をした時、作業をしようとする時、人と話す時、ほんのちょっとでも「頑張ろう」と思ったり緊張したりしたときに
肩を上げていることはありませんか?首に横しわが入っている方も、首をすくめたり肩をあげたりする癖があることが多いです。
首が長く、頭が高く、肩はリラックスして、常に何でも取り組んでみると、発見があるかもしれません。
●無駄な力④腰が反る
「いい姿勢をしよう」と無意識に体が反応して、腰を反るクセがある人もいます。
腹筋が弱く、お腹を突き出す癖がある所からくる場合もあります。
自覚がないことも多いので、横から自分の姿を見て、お腹を突き出していないか、腰が反るのが普通になっていないか
腰が縮んで痛むことはないか?などチェックをしてみましょう。
自分としては、少し股関節や膝関節が曲がっているくらいの姿勢で立ってみましょう。姿勢のバランスが取りやすくなります。
●無駄な力⑤肋骨が上がっている
④と同時に出ていることが多いのですが、肋骨が必要以上に開き、上がっている緊張がある人もよくいます。
背骨が反り、精神的に緊張感があるのも特徴です。
胸骨(ネクタイが通る骨)を床と垂直に、少しみぞおちを下げる意識を持つくらいでちょうどいいことが多いです。
あばらが出る、肋骨が開いてウエストが太い、などと感じる方は、意識してみるといいでしょう。
動画でチェックしてみましょう。いかがでしたか?当てはまる緊張はありませんでしたか?
これらを楽にするだけで、だいぶストレスが少なくなり、かつ姿勢が良くなります。
どうぞお試しください。
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