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【首・肩が動きにくい】なぜ?に答えるQ&A|痛くない・動きやすくするポイント【動画あり】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2022.02.13

【首・肩が動きにくい】なぜ?に答えるQ&A|痛くない・動きやすくするポイント【動画あり】

こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクター美宅玲子です。

皆さんは、不意に後ろを振り返ろうとしてうまく振り向けず、首がビリっと痛くなった経験はありませんか?

腕を上げようとしたら、突っ張る感じがして、思ったほど上げられなかった経験はありますか?

 

こうした関節の動きづらさの原因のひとつは「周囲の筋肉が動きに協力していないから」です

・振り返ろうとした首の動きに、背骨がついていかない。

・上げようとした腕の動きに、肋骨がついていかない。

 

今回は、関節の動きづらさの原因について、また関節がスムーズに動くようにするための体の使い方について

動画つきでご紹介します。

 


▼目次

① 関節が痛い・動きづらく感じる理由

② 関節は1か所だけではなく協力し合って動いている

③ 痛みやツッパリが減る動き方

 


① 関節が痛い・動きづらく感じる理由

首をねじりにくい、腕を上げにくいなど、関節が痛い・動きづらく感じる理由のひとつは「周りの筋肉が伸びてくれないから・周りの関節が動いてくれないから」です。

 

・例えば、首をねじるとき、首より下の胸椎(背骨)や鎖骨など、首につながっている骨や、首につながっている筋肉が

ねじりに伴って引っ張られて一緒に動いてくれないと、ツッパリや痛み、違和感を感じます。

・腕を上げるとき、腕につながっている鎖骨や肩甲骨、肋骨や、それらについている筋肉が、腕を上げると同時に引っ張られて

一緒に動いてくれないと、ツッパリや痛み、違和感を感じます。

 

② 関節は1か所だけではなく協力し合って動いている

関節は、首だけ、肩だけで動いているのではなく、実際は筋肉で複数つながっているので

・首を動かすためには、もっと下の背骨や鎖骨も一緒に動きに参加しますし

・腕を動かすためには、もっと根元の肩甲骨や鎖骨、肋骨も一緒に動きに参加します。

 

それを知っておくと、関節の可動域が狭いと感じた時・関節が動きづらいと感じた時に

その理由の一つが、周辺の骨や筋肉が連動して一緒に動いてくれていないからかもしれないと、分かります。

 

③ 痛みやツッパリが減る動き方

したがって、痛みやツッパリが減る体の動かし方のコツは、一か所だけの関節を動かすのではなく

周辺の骨や筋肉も一緒に動きに参加させていく意識がポイントになります。

 

・例えば、後ろを振り返るときは、首だけではなくて、下の背骨から一緒にねじる。

そのためには、猫背だとできないので、背筋を伸ばすことも大事です。

・腕を上げるときは、肋骨も一緒に持ち上げる(テニスのサーブや水泳の腕など、遠くへ手を伸ばす際は自然と行っている動作です)

そのために、体側を伸ばすストレッチをしたり、肋骨を反対側の手で持ち上げたりするのも、助けになります。

 

 

いかがでしたか?ご自身の生活の中で、思い当たることや取り入れられそうだと思うことはありましたか?

 

レッスンでもこうしたお悩みに積極的に応えて、内容の一部に取り入れています。

どうぞお気軽にリクエストくださいね。オンライン参加もできますので、楽しみにお待ちしております。

 

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