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【ヨガで膝の矯正】脚の筋肉バランスを整える「体側を伸ばす三角のポーズ」【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.02.23
【ヨガで膝の矯正】脚の筋肉バランスを整える「体側を伸ばす三角のポーズ」
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
座ったり立ったりする時に膝の向きが内側になる人、脚の筋力が落ちている人、脚がゆがんでいる人、膝が痛い人 のための
ヨガでの姿勢矯正・筋力アップ方法をご紹介します。
●膝痛と外反母趾の共通点
膝が痛い人と、外反母趾の人に、姿勢の共通点が見られることがあります。
例えばしゃがむ時
☑つま先は外向き
☑膝が前または内向き
になり、つま先と膝の向きがバラバラになっていることです。
たいていは膝の方が内側向きです。片足だけでも思い当たることはありませんか?
このしゃがみ方は、土踏まずをつぶし、親指の動きを封鎖するので、外反母趾になりやすくなります。
膝の関節がねじれ、この姿勢で何度も体重を掛け続けると、膝が痛くなることがあります。
そのうちに、しゃがまなくても、歩いたり椅子に座ったりする程度の膝の曲げ方でも
つま先と膝の向きが合わなくなり、膝が内側に入って、内ももが硬く、お尻の筋肉が弱くなるなど、筋肉のバランスが崩れていきます。
●足の筋肉のバランスを整えるヨガポーズの練習
①脚を左右に大きく開き、右つま先を外へ(股関節から外ねじり)に向けます。
②息を吸って両腕を左右に伸ばし、吐きながら重心を落として右膝を曲げます。
③もしあればヨガブロックを右くるぶしの内側へ置き、右手を置きます(なければ右くるぶし内側の床へ置く)。
④右腕と右すねがつくように沿わせ、互いに少しだけ押し合う。吸いながら左腕を頭上へ伸ばす。
⑤呼吸を繰り返しながら右すねの位置を意識してキープし、吸いながら起き上がり、反対側も同様に行う。
次に、③の時に右手(ヨガブロック)を外くるぶしの外側へ置き、右腕と右すねがつくように沿わせます。
互いに少しだけ押し合うようにすることで、内側に入りがちな膝を正しい位置にキープする筋肉のバランスを鍛えることができます。
腕をすねと添わせることで、膝の位置を矯正し、ポーズを取りながら正しい位置に置くための筋肉の使い方を練習しています。
動画でご覧ください。
歩いたりしゃがんだり立ったりすることは、毎日のことなので
その姿勢を整え筋肉の使い方を正すことは、体の痛みとゆがみを防止し、快適な生活を送らせてくれます。
ヨガを日常生活にどうぞ、生かしてみて下さい。
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