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【リモートワーク疲れのためのヨガ】座りクセ・ゆがみを取るマーメイドバリエーション【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.03.02
【リモートワーク疲れのためのヨガ】座りクセ・ゆがみを取るマーメイドバリエーション
こんにちは。美姿勢・ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
自宅でのリモートワークをする方が増えて、仕事の環境が急に変わったことによって、肩こりや腰痛、体のゆがみなど、様々な不調を抱える方が増えました。
今回は、長時間座る仕事で、運動不足になっている方の、姿勢の崩れや体のゆがみと、それを解消するためのヨガをご紹介します。
●リモートワークでゆがむ身体
通勤をしていた時に比べて、歩いたり立ったり階段を使ったりする時間も減り、事務用いすではない椅子に座って仕事を長時間していると
姿勢を維持する筋肉を使う機会が減り、骨盤が左右や前後に傾いたり、ねじれたりする、自分流の「楽な」姿勢に固定されてしまいがちです。
それが、立ったり家事をしたり歩いたりする時でも、ゆがんだ状態が維持されてしまい、体が動きづらくなったり、不調や痛みなどを感じる原因となっています。
ある人は、右の骨盤が上がり、右の肩が下がる、背骨が曲がった状態になってしまい、家族に指摘されたそうです。
●骨盤周りをまんべんなくほぐし伸ばすヨガ
そこで、座った時の土台となる骨盤周りをまんべんなくストレッチして、偏って硬くなってしまった筋肉のバランスを整えてみましょう。
①横座り(膝を右へ倒す)をして右腕を上げ、体幹を左へ倒す「マーメイドストレッチ」
②横座りのまま背骨を右へねじる「マーメイドツイスト」
③横座りのまま右手を後ろの床へ置き、左腕を上げる。息を吸いながらお尻を持ち上げてお腹を伸ばす。
④横座りのまま上体を前へ倒す。できれば左の膝に頭を近づける。
⑤反対側でも同様に行います。
横座りのやりやすさに左右差がある場合もあると思います。
どうしても痛い場合は、膝を伸ばしたり、あぐらにしたり、お尻の下にタオルを敷いたりしても構いません。
左右差が強く感じられたことがきっかけで、普段の座り方や立ち方を、左右偏らずに体重を掛けることができれば、徐々にゆがみも取れていきます。
じっと動かずに仕事をしていると、飽きてきたり、むくんだり冷えたり、ストレスがたまったり、様々な不調もあることと思います。
時々ストレッチで体のゆがみを取り、ほぐしながら仕事に向かうと、かえって集中しやすくなり、はかどることも増えてくることでしょう。
普段はこちらのストレッチは「ヨガ」クラスで行っています。
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