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《上・斜め上を見ると首が痛い》姿勢の原因と直し方|ヨガポーズで解説

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2021.07.10

《上・斜め上を見ると首が痛い》姿勢の原因と直し方|ヨガポーズで解説

こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。

ヨガのポーズで上を向く時や、日常生活で頭を動かす時に、首が痛い・不安定・凝る感じがすることはありませんか?

首や肩が凝るため、頭を傾けたりぐるぐる回そうとするのだけど、あまり気持ちよく動かせない人も、多く見かけます。

今回は、上や斜め上を向くと首が不安定に感じて違和感がある人のための、理由と修正法をご紹介します。

 

●なぜ、上や斜め上を向くと首が痛いのか?

首は背骨の一部で、首から頭蓋骨は、体幹から飛び出てつながっているものです。

ですから、本来は背骨の延長に自然と首や頭蓋骨がきていて、特にコリや痛みが生まれないのですが

私達は、パソコンやスマホの画面を見続けるなどして、猫背やストレートネックのような不自然な姿勢になっており

体幹が丸まり固まったところから、首と頭蓋骨だけまっすぐ飛び出したような形になっていることがあります。

体幹が丸まった姿勢は、腹筋の力が抜け、背骨をまっすぐ維持する筋肉がうまく働いていません。

その状態で、上や斜め上を向くと、重たい頭を支えるために、首に過剰な力が入ってしまい、支えるために肩が持ち上がって首がすくみ

肩も凝ってしまいます。

つまり、首が背骨の自然な延長上にないこと・姿勢をまっすぐ保つ体幹の筋肉が使われていないことから

首が痛くなってしまうのです。

 

●首が痛くならない「体幹」の筋肉を活性化した姿勢の取り方

それでは、首が痛くならない姿勢の取り方を見ていきましょう。

・肩甲骨を寄せて下げる

猫背は、肩甲骨が離れて持ち上がりやすい姿勢です。肩甲骨同士を少し寄せて、お尻の方へ下げてみましょう。

肩が下がることで、体幹に力が入りやすくなり、背骨の位置が整い、首から頭の位置が整って

頭を動かしても安定した姿勢を維持することができます。

 

・背骨から首だと思って動かす

首は、いわゆる胴体より上の部分だけとイメージするのではなく、胴体からすでに首であると意識することによって

首単独で動くのでなく、体幹の筋肉を使い安定させながら、頭を動かすことができます。痛みも少ないです。

 

・軽くあごを引く

首に不安があるなら、上を見るのにアゴを上げなくてもいいでしょう。

首は長くまっすぐ保ちながら背骨を動かし、軽くあごを引いた状態で、目線を上にやります。

 

動画でチェックしてみましょう。

いかがでしたか?最初は無理をせず、首を長く位置をキープするところから体幹を使っていきましょう。

 

ヨガ・ピラティスのレッスンでも意識しながら行っています。

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