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【ヨガ&ピラティス】呼吸|吐く・吸うタイミングの違い|インストラクター解説【動画あり】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2023.02.27

【ヨガ&ピラティス】呼吸|吐く・吸うタイミングの違い|インストラクター解説【動画あり】

■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com

 

ヨガやピラティスのレッスンに参加していて

「今、吸うんだっけ?吐くんだっけ?」

「どういう時に吸って、どういう時に吐くのかな?」

と、あたふたした経験はありませんか?

 

今回は、ヨガとピラティスの呼吸(吸う、吐く)タイミングの違いと考え方について、動画つきでご紹介致します。

 

▼目次

① ヨガの呼吸|吸う、吐くタイミング

② ピラティスの呼吸|吸う、吐くタイミング

③ まとめ

 

① ヨガの呼吸|吸う、吐くタイミング

ヨガでは

●肺を広げやすいポーズ·動き(反る、上を向く)の時に【吸う】

●肺を縮めやすいポーズ·動き(前屈する、下を向く)の時に【吐く】

原則があります。

 

また、息を吸う時は交感神経が優位になり、少し緊張が高まって

吐く時に副交感神経が優位になり、余分な力が抜けてリラックスするように

ポーズと掛け合わせることもあります。

 

写真の三角のポーズの場合は

上体を横へ倒す時に吐き、起こす時に吸います。

ポーズをキープしている時は、自然呼吸を繰り返します。

 

② ピラティスの呼吸|吸う、吐くタイミング

ピラティスでは、

●腹筋に力を入れるメイン動作の時に【吐く】

元の体勢に戻る/準備をする動作の時に【吸う】

原則があります。

 

息を吐いた方が、お腹を引き締めやすく

動作を正確にコントロールし集中しやすいためですが、流派にもよります。

 

写真の四つんばいスイミングの場合は

息を吐きながら、手脚を浮かせて伸ばし

吸いながら浮かせた手脚を元に戻します。

 

 

③ まとめ

ヨガでは、肺を広げやすい姿勢の時に「吸う」、肺を縮めやすい姿勢の時に「吐く

ピラティスでは、力が必要なメインの動作の時に「吐く」、元に戻る時・準備をする時に「吸う

ヨガとピラティスを繰り返し続けていると、自然とその原則が身体にしみついて

日常生活で、力を発揮する動きやリラクゼーションにも活かせるようになるでしょう。

 

さらにレッスンで実践したい方は下記をご覧ください。

 

■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)

大学卒業後小学校教員となるも、心の不調で退職。心身の健康を求めてヨガ・ピラティスインストラクターの道へ進む。

心の不調を克服しただけでなく、正しい身体の使い方を身につけることで、長年の腰痛や反り腰・頸椎症・胃腸の張りなどを克服できることを知る。

姿勢改善を重点に置いた独自のエクササイズ・分かりやすい指導に定評がある。アウトドアヨガによるリトリートも長年行う。

◇インスタグラム https://www.instagram.com/reikomitaku/

 

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