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便秘や下痢に悩む方へ。【生活改善日記】606日目
- 食に関するコラム
- 2019.07.24
腸は神経
過敏性腸症候群、という言葉を知ったのは
高校生の時でした。
友人が「過敏性腸症候群と診断された」と言っていたのを聞いたからです。
その友人はその時、精神的に不安定で
その不安定さから来るものと思われました。
腸の働きは、神経性です。
緊張すると、下痢になる人
緊張すると、便秘になる人。
どちらか当てはまる方はありますか?
私はもっぱら便秘なのですが
それは、拒食症になって以来です。
食べないうえに、ストレスも高いので
出なくなりました。
その後、過食になりましたが
食べ過ぎて、でも太りたくないので
吐くことができない私は、下剤を飲むようになりました。
過食症も、ものすごく精神的なストレスの高い心の病気で
食べ過ぎる自分を許せない。
便が出ないことも許せない。
食べ物が気になって仕方がない。
体内の老廃物が気になって仕方がない。
でも、気になったり、許せなかったりすればするほど
神経性である腸の状態は悪化するのです。
色々下剤の種類を変えてみたりもしました。
ある下剤などは、便秘が精神的に気になってイライラし過ぎて
一気に30錠飲んでも、お腹がピクリともしなかったことがあります。
それほど、神経・精神の影響を大きく受けるのが「腸の働き」なのです。
不眠症などもそうだと思いますが
便秘や下痢、不眠のためには
これを食べるといい
このエクササイズをするといい
などと聞いて、試しても
最終的には精神的に落ち着いた状態にないと
効果を発揮しにくいものです。
腸の状態が悪いと、どうしても気になりがちですが
『腸のことなんか、忘れてたわ』
という状態になった時に、けろっと楽になっていくものです。