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【正月太り解消】食欲を正常に抑える方法|呼吸法・ヨガ・自律神経調整【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2024.01.21
【正月太り解消】食欲を正常に抑える方法|呼吸法・ヨガ・自律神経調整【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
年末年始あまり運動もせず、忘年会や正月、新年会などで食べる機会だけ増えて、太ってしまった方はいませんか?
一度食べすぎる習慣がつくと、お腹が空いていなくても食べることが当たり前になったり、お腹が空いている感覚が分からなくなったり
食欲が狂ったと感じるのではないでしょうか。
今回は、狂った食欲を正常に戻す方法を、動画付きでご紹介します。
目次
① 食欲を正常に戻す呼吸法
息を「ゆっくり、細く、長く、最後まで吐き切る」時、自律神経のうち副交感神経の働きが優位になります。
副交感神経は、胃腸の働きをつかさどり、胃腸の働きを正常にしてくれます。
胃腸の働きが正常になると、食欲も正常になります。
『胃腸の働きが良いと、食べ過ぎてしまうのでは?』と思う方もいるでしょう。
胃腸の働きが悪いと、食欲が落ちる場合もありますが、逆に胃腸を動かそうとして、偽の食欲がわくことがあります。
胃腸の働きが正常であれば、偽の食欲がわくこともなく、体にとって必要な分だけ欲するようになります。
② お腹のマッサージ&ストレッチ
年末年始で食べ過ぎている時は、お腹を伸ばしたりマッサージしたりする機会はないのではないでしょうか。
ふと背骨をねじったり、手足を大きく動かしたり、立ち上がろうとしたときなどに
「動きづらい」「重たい」「お腹が膨れている」と自覚して、それをきっかけに正月太りを実感する方がほとんどです。
お腹をマッサージしたり、伸ばしたりするヨガポーズ&セルフケアを行い、食べ過ぎの自覚を促したり
胃腸の働きを良くしたりする方法を、ご紹介します。
●コブラのポーズ
体の前側を伸ばすと『胃の経絡』の刺激となり、消化を助けると言われています。
●うつ伏せでお腹のマッサージ
うつ伏せになり、タオルを結んだものをお腹の下に置いて、ゴロゴロと体を揺すると、お腹をマッサージすることができます。
膨れたお腹の感覚に気づき、食欲抑制に役立ちます。
③ 背骨をねじる・伸ばすヨガ
背骨に沿って、自律神経が通っています。したがって、背骨回りのコリをほぐし、動きやすくすることは、自律神経の働きを正常に整えます。
特に、背骨をねじる動きと、反らせたり丸めたりする動きは推奨されます。
●スフィンクスのポーズ
コブラのポーズと同様の理由で、胃腸の働きを正常にし、食欲を正常にします。
●ワニのポーズ
背骨をねじることで、胃腸をマッサージして、自律神経の働きを整えます。食欲を正常に導きます。
●ネコのビンヤサ(キャット)
四つんばいで、おへそを奥に引き込み、背骨を丸めストレッチをします。
背骨周りの柔軟性をつけ、自律神経の働きを促します。
●ネコのビンヤサ(カウ)
四つんばいで、しっぽを上に向けて胸を開き、背骨を反らせます。
背骨周りの柔軟性をつけ、自律神経の働きを促します。
いかがでしたか?
動画と一緒にマイペースでトライして、正月太り解消にお役立てください。
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https://www.youtube.com/channel/UCdlLFLUjGvyTeCGuDTU6SjQ