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【腹式呼吸】「お腹」を膨らませるのは間違い?!リラックスするやり方

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2022.09.27

【腹式呼吸】「お腹」を膨らませるのは間違い?!リラックスするやり方

こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。

「リラックスや疲労回復、ストレス解消に腹式呼吸がいいから、やってみたい」という方はいらっしゃいますか?

普段無意識で行ってる呼吸を意識してコントロールすることを「呼吸法」と言いますが

意識して呼吸をすることで、かえって緊張してしまい、思ったようにいかないことがあります。

今回は、初めて腹式呼吸にトライする人が陥りがちな間違いと、正しい方法を動画付きでご紹介します。

 


▼目次

① 腹式呼吸で間違いがちなやり方

② 腹式呼吸のやり方を間違ってしまうわけ

③ 正しい腹式呼吸の意識とやり方


① 腹式呼吸で間違いがちなやり方

「腹式呼吸」というと、息を吸いながらお腹を前に突き出すイメージがあるかもしれません。

そうすると、お腹は膨らんだように見えるけれども、腰が反って筋肉が緊張して縮んでしまいます。

『頑張ってお腹を膨らませよう』とする時に起こりがちな間違いです。

 

② 腹式呼吸のやり方を間違ってしまうわけ

腰や背中が緊張してしまうのは、普段から精神的に緊張する傾向がある人に多いです。

背骨の硬さ・背中周りの筋肉の緊張は、自律神経の働きの乱れと関係があります。

体幹周りの筋肉が偏って緊張すると、呼吸が浅くなり、ストレスをためやすく緊張します。

本来呼吸も普段の生活でも自律神経も、緊張と弛緩を繰り返し、バランスよく行えているのが理想です。

 

③ 正しい腹式呼吸の意識とやり方

お腹の中に風船が入っているとイメージします。

風船は、空気が入ると一方向だけでなく、前後上下左右あらゆる方向へ膨らんでいきます。

それと同じように、息を吸った時に、お腹の前側だけでなく、横も後ろも上下も、同じように膨らんでいきます。

頑張らずに自然に、風船をイメージしながら行ってみましょう。

吐く時は、風船の中心部に向かって前後上下左右から腹壁が戻っていきます。

いかがでしたか?

『腹』式呼吸という名前に惑わされず、自然とお腹周りが緩み広がる方向を意識しながら、無理なく少しずつ続けてみましょう。

腹式呼吸は、リラックス効果・副交感神経の働きを助け、胃腸の調子を整えるなど、健康上多くのメリットがあります。

動画と一緒にどうぞお試しください。

 

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