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【関節が硬い】身体が硬い人はケガをしやすい?しにくい?【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2022.12.27
目次
【関節が硬い】身体が硬い人はケガをしやすい?しにくい?【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
「体が硬い人はケガをしやすい」と聞いたことはありませんか?
関節が締まっている(硬い)人は可動域が狭いため、動きに限界が来やすいことは確かです。
【関連記事】関節がゆるい・締まっているとは?生まれつき体が硬い人っているの?
関節が締まっている・可動域が狭く体が硬い人は、本当に怪我をしやすいのでしょうか?
答えは半分イエス、半分ノーです。
今回は、それについて動画付きでご紹介いたします。
▼目次
① 関節が締まっていると、ケガをしにくいわけ
② 関節が締まっていると、ケガの危険があるわけ
③ ケガの予防のために、何ができるか
① 関節が締まっていると、ケガをしにくいわけ
関節が締まっているとは、関節周りの靭帯や筋肉がタイトであることを指します。
関節周りを、伸縮性の少ない包帯でぐるぐる巻いているのと似たような状態です。
捻挫をした時は、靭帯が伸びて関節が不安定なので、包帯やテーピングで固定して直しますが
それと同じように、関節が締まっている人はタイトな靭帯が関節を安定させているので、通常の生活を送っている限りは関節は安定しており、ケガをしにくいと言えます。
② 関節が締まっていると、ケガの危険があるわけ
しかし、例えば転んで関節を伸縮する方向に強く体重がかかったとします。
靭帯は、そういった突発的なアクシデントの時に働き、ぎゅっと収縮するようにできていますが
関節が締まっている人は、ゆるい人に比べて靭帯が伸ばされたときの伸縮性がもともとさらに少ないため
重い体重が一つの関節に集中してかかった時などに、限界を超えやすく、大けがをする可能性があります。
【関連記事】【意外】「関節がゆるい人」は体が柔らかい?|ゆるい人ほどストレッチのフォームに注意すべき理由【動画あり】
③ ケガの予防のために、何ができるか
それでは、関節が締まっている人は、ケガの予防のために何ができるでしょうか?
【補助を入れたストレッチ】
-しゃがんだ時にかかとが浮く場合は、かかとの下に台を置くなど、ふくらはぎがリラックスしやすい状態を作って
しゃがむストレッチをします。
-写真のような合せきのポーズをとる際も、両膝の下に台を置くなどして、股関節がリラックスしやすい状態を作ってストレッチをします。
大切なのは、筋肉がリラックスすることです。
時間をかけて、無理せずゆっくりとストレッチをして、関節周りをリラックスさせていきましょう。
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