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【腰痛予防】骨盤の正しい位置は?腹筋の使い方は?やさしい姿勢改善【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.03.06
【腰痛予防】骨盤の正しい位置は?腹筋の使い方は?やさしい姿勢改善
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
季節の変わり目で、腰を痛めたり体調を崩したりする方もいる時期、特にぎっくり腰が意外と多いのも早春です。
骨盤はどの位置に置いたら腰に負担が少ないのか、正しい姿勢と腹筋の使い方は?
普段から腰が反っていて、正しい骨盤の位置が分からなくなっている方にもおすすめの、腰痛を予防する姿勢改善方法をご紹介します。
●腰の筋肉の緊張をチェックしてみよう
立って、腰の背骨のすぐ両脇を手で押してみましょう。筋肉の弾力があることが分かります。
押したまま、骨盤を後ろにスライドすると、筋肉は硬くなり、前にスライドすると、筋肉はゆるみます。
骨盤の正しい位置は、骨盤を後ろにスライドしたところから少しずつ前へスライドしていった時に、筋肉の緊張がゆるむ瞬間の位置です。
骨盤が常に前傾して反っていると、腰の筋肉も常に緊張した状態になってしまうので、尾骨を下に向けるようにしてチェックしましょう。
●腰のコルセットの筋肉・腹筋の使い方
洗面所で顔を洗う時、体を前傾します。その姿勢は、腰の筋肉が硬くなって負担がかかることが、先ほどのチェックで予測がつくと思います。
そんな時こそ、腹筋の出番です。腰の緊張だけで上体の重みを支えていると、腰に負担がかかりすぎてしまうので
前に落ちてくる内臓を引っ込めて支えるように、腹筋を使いましょう。
腰に比べると、どうしても腹筋はゆるみやすいので、腰回りにぐるりと一周、腹筋のコルセットや腹巻をしていると思って
それを、腰が反らないようにしながら少し締めるように意識します。
●まとめ
立った時の骨盤は、後ろから前にスライドしてきたときに、腰の筋肉の緊張がゆるむ瞬間の位置に。
常にコルセットを巻いてあると思って、腹筋を意識しておくことで、腰にかかる負担を軽減する。
特に前かがみ姿勢(で荷物を持つ)の時は、腰椎に負担がかかるので、内臓が前に出ないように、腹筋で引っ込めておくと安全です。
ピラティスレッスンでは、コルセットの筋肉を鍛える方法をお伝えしています。
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