コラム
column
【膝痛なりやすい方必見】立ち方/ヨガ・ストレッチのやり方【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.08.21
目次
【膝痛なりやすい方必見】立ち方/ヨガ・ストレッチのやり方【動画あり】
こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
・歩いていると膝が痛くなってくる
・長時間立っていると膝が痛い
・足腰が疲れる
ということはありませんか?
原因は様々ありますが、今回は、その中でも「膝の伸ばし方」が間違っているパターンをご紹介します。
膝の伸ばし方が間違っていると、日常動作で痛みが出るだけでなく、体を伸ばすためにストレッチやヨガをする時も、かえってフォームの間違いから膝を痛めてしまう可能性があります。
今回の文章と動画でチェックしてみて、もし当てはまるようであれば、意識して改善してみて下さいね。
●膝を伸ばす時「膝を後ろへ引く」「膝頭を後ろへ押し込む」イメージを持っていませんか?
立って足を伸ばす時に、膝を後ろ方向へ引く、あるいは膝頭を後ろ方向へ押し込むようにしている人は、エスカレートすると膝が変形して痛みが出る場合があります。
膝を曲げる時は、膝頭が前に出るので、膝を伸ばす時は、膝頭を後ろへ引くとイメージしていてもおかしくはないのですが
必要以上に膝を後ろへ引いてしまうと(過伸展といいます)、大げさに言うと膝を逆に曲げる刺激によって、膝関節が痛んだり変形したりしてしまうのです。X脚やО脚の方は、膝を過伸展する傾向があります。
過伸展をすると、腹筋の力が抜けるので、姿勢の微調整が難しくなり、例えばヨガの一本足で立つポーズの時にぐらつきやすかったり、不意の揺れに耐えられず膝を痛めてしまったりすることもあります。
歩くことは膝や股関節の曲げ伸ばしの連続ですから、膝を伸ばすたびに膝頭を後ろへ引いていると、過剰な関節への衝撃で、膝が痛みます。
ヨガで前屈をするストレッチの際も、膝頭を押し込むようにしてしまうと、膝関節に過剰な刺激が加わり痛める原因になります。
●膝を伸ばす時は「膝頭をももの方へ引き上げる」少し関節にゆとりをもって
それでは、膝を伸ばす時はどのようにして膝痛を予防したらいいでしょうか。
膝を逆に曲げないように、膝や股関節など、関節にはほんの少し曲げているような「ゆとり」を持たせるといいでしょう。
特に、普段膝を伸ばし切ってしまい、いわゆる「ロック」がかかったようにすぐに曲げられない状態で立っていることが多い方は
いつでも関節を曲げられるように、関節に「ゆるみ」「ゆとり」を持たせて軽く曲げておきます(見た目では分からないくらい)。
そのうえで、膝頭を太ももの方に「引き上げる」イメージを持っておくと、膝を後ろへ引く過伸展をせずに済むだけでなく、膝上を引き締める筋肉を刺激して、たるみ予防にもなります。
動画で確認してみましょう。いかがでしたか?
普段立っている時、歩く時、いつでも日常から意識できる修正法です。どうぞ参考になさってくださいね。
▽▽レッスンはこちら▽▽
▽▽オンラインレッスンはこちら▽▽
▽▽レッスン風景はこちら▽▽
▽▽お客様の声はこちら▽▽
▽▽DVDや書籍などはこちら▽▽