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【リンパストレッチ】関節を開いて柔軟性アップ・リンパの流れを良くするストレッチ6選【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2024.04.29
【リンパストレッチ】関節を開いて柔軟性アップ・リンパの流れを良くするストレッチ6選【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
むくみや体のだるさなどを感じることはありませんか?
老廃物を流し、回収し、濾してきれいにしているリンパ・リンパ節。
今回は、リンパの流れを促し、むくみをすっきりさせるためのストレッチをご紹介します。
① 関節を広げると、リンパの流れが良くなる?
リンパ節は、股関節・膝関節・わきなど、各関節に集中しています。
普段、私たちはわきを締めて腕を下ろしていますし、デスクワークなら膝や股関節を曲げたまま長時間過ごすなど
関節を縮めて(曲げて)生活しています。
運動不足だと特に、リンパ節が常に圧迫され、リンパの流れが滞った状態になりがちです。
そこで、各関節を動かし、伸ばし、広げることで、圧迫を解放し、リンパの流れを良くすることができます。
リンパは、血液と違って体の末端から心臓へ向けて一方向の流れです。
血液は、心臓というポンプがあるので、常に押し出されて流れることができますが
リンパの場合は、周りの筋肉の動きや血管の脈動に刺激されて、流れています。
ですから、関節や筋肉を動かすこと・伸ばすことが、直接リンパの流れに関わります。
② 肘持ちまわし
仰向けになり、両肘を曲げて互いに肘を持ちます。
肘を引っ張って円を描きましょう。
肩関節を大きく動かし、わき周りのリンパの刺激をします。
③ タツノオトシゴのポーズ
仰向けで両膝を立てて脚を組み、肩が痛くなければ両手を頭の後ろで組みます。
両膝を左右に倒します。
股関節周り・お腹周り・肩回りのリンパの流れを促します。
無理のない大きさで、呼吸がしやすいペースで動かします。
肩が痛い場合は、腕を横や斜め下に伸ばしておきます。
④ 飛天のポーズ
仰向けで右足を上から「浅く」組み、両膝を右へ倒します。
両腕は可能ならばんざいして肘を曲げ、肘同士をつかみます。
右足の重みで左鼠径部~わき腹・わき周りが良く伸びます。
反対側でも同様に行います。
⑤ 横向きから腕脚を引っ張り合うストレッチ
横向きに寝転がり、上の腕を斜め前に、上の脚を斜め後ろへ伸ばし、互いに180度反対方向へ引き離し合います。
後ろ足は床に近づけた方が、良く伸びます。目線は前の手先です。
肩から股関節、特にわき腹や背骨回りをよく伸ばして刺激できます。
次に上の腕を斜め後ろに、上の脚を斜め前に伸ばし、互いに180度反対方向へ引き離し合います。
目線は後ろの手先です。体幹をねじりながら腕・脚・全身を伸ばすことができます。
⑥ サソリのポーズ
うつ伏せになり、両腕をWの形にしておきます。
右ひざを曲げて持ち上げ、左へと持っていきます。
右足の付け根からお腹、左胸にかけてを良く伸ばせます。
鼠径部・お腹・肩回りのリンパの流れを促します。
反対側でも同様に行います。
呼吸が普通に続けられる位置でストレッチし、無理をしないようにしましょう。
いかがでしたか?
各関節を柔らかくし、巡りを良くして老廃物を流すストレッチ、ぜひお試しください。
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