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【腰痛予防】腹筋の使い方と姿勢~重いものを持つ時・下の物を取る時!!

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2021.03.10

【腰痛予防】腹筋の使い方と姿勢~重いものを持つ時・下の物を取る時!!

■著者:美宅玲子(ヨガ·ピラティス·美姿勢インストラクター)【HP】https://mitakureiko.com

 

腰痛に悩む方の中には、腹筋がゆるんでいたり、使い方が間違った姿勢を取っていたりすることがあります。

今回は、特に重たいものを持つ時や、下の物を取る時の姿勢、腹筋の正しい使い方についてご紹介いたします。

 

●下の物を取る時の姿勢

下にあるものを取る時の姿勢は、多くの人はあまり膝を曲げず、背中を丸めるようにして下に手を伸ばして取ることが多いと思います。

それは、膝を曲げて重心を落とすと、立ち上がる時にももやお尻の筋肉を使うのが疲れるからでしょう。

しかし、その姿勢は、腰にとっては負担が大きいです。特に、重たいものを持ち上げる場合には、腰椎に過度に引っ張られる刺激が加わります。

しかも、背中を丸めるのは腹筋の力が抜けやすい姿勢でもあり、腰回りをコルセットのように囲う筋肉がゆるんで腰に負担がかかり、痛めやすくなります。

 

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それでは、下の物を取る時は、どのようにしたら腰を痛めにくいでしょうか。

ちょっと面倒くさいかもしれませんが、膝を曲げて腰を落とし、骨盤から背骨をまっすぐに維持しながら取って持ち上げるのが一番、腰を守るためにいい体勢です。

骨盤から背骨をまっすぐにするために、体幹の、コルセットの役割をする筋肉が使われるからです。

 

●腰に優しい姿勢で、荷物を持ち上げてみよう

それでは実際に、腰を痛めにくい姿勢で荷物を持ち上げる練習をしてみましょう。

《軽いものを片手で持ちあげる時》

立膝などで床に膝をつき、骨盤から背骨をまっすぐに保ったまま片手で軽いものを持ちます。

お腹周りのコルセットを引き締めて、背骨をまっすぐ保ちながら、立ち上がります。脚力や腹筋を使うイメージです。

 

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《重いものを持ち上げる場合》

しゃがんで腰をしっかり下ろし、重たい荷物を抱えます。

自分の前に重たい荷物があると、重心が前にかかるので、腰椎にとっては負担が大きくなります。

特にお腹を引き締めて、腰を守るコルセットを強く働かせましょう。

背中は丸めず、骨盤から背骨をまっすぐにキープしながら立ち上がります。

 

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動画で確認&実践してみましょう。

特に、新年度、引っ越し、寒暖差の激しい季節、緊張しやすい環境など、春はケガを誘発する要因がたくさんあります。

自前のコルセットで姿勢と腰を守りながら、快適な生活を送れるといいですね。

 

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