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【体幹の引き上げ】歩いていると股関節が痛くなる人の処方箋|ピラティス【動画あり】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2022.05.17

【体幹の引き上げ】歩いていると股関節が痛くなる人の処方箋|ピラティス【動画あり】

こんにちは。美姿勢&ヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。

歩いたり立ったり、活動していると股関節が痛くなってくることはありませんか?

立っている時の姿勢や、体重のかけ方、動きのアンバランスなどによって、股関節痛が引き起こされます。

今回は、股関節痛の原因になるご自分の姿勢のクセのチェックと、予防法をご紹介します。

 


▼目次

① 股関節が痛くなる立ち方と腹筋

② 股関節が痛くなる座り方・動き方と重心

③ 股関節の痛みを予防する「引き上げ」

 


 

① 股関節が痛くなる立ち方と腹筋

立っている時、股関節は上半身の重みを支えています。

 

上半身には腹筋など、体幹をまっすぐ立てておく「支える筋肉」があるのですが

その筋肉がゆるんでいると、上半身の重みが股関節に過剰にかかり、痛くなってしまうことがあります。

例えば赤ちゃんを抱っこしている時、重たい荷物を持っている時、あとリンゴ体形の警備員さんなどによくみられる

骨盤を前に突き出した姿勢。

これは、腰や股関節に体重がかかって、痛みが出ることがあります。

 

② 股関節が痛くなる座り方・動き方と重心

座っている時、また立っている時もそうですが、重心が左右どちらかに偏る癖はありませんか?

 

● いつも重心をかける癖がある側に、負担がかかって股関節の痛みが出る場合もありますし

● いつも重心を浮かせ気味にしている側の股関節周りの筋肉が緊張して、それが積み重なって股関節の痛みが出る人もいます。

脚を組んで座る、横座りをする場合、いつも同じ側に体重をかけて同じ足の組み方をすることが多いので

ゆがみがエスカレートし、痛みになることがあります。

 

③ 股関節の痛みを予防する「引き上げ」

子供の胴体を持ち上げる「高い高い」を思い出してみてください。

それを、自分で自分の体を「高い高い」するように行います。

上半身が上に持ち上がると、股関節や腰にかかる体重・負担が減り、痛みを予防できます。

 

この「セルフ高い高い」のことを「引き上げ」と言って、体幹の筋肉がバランスよく使われ

バレエやダンスなどでも、意識されています。

 

ちなみに、抱っこをする時や、重い荷物を持ち上げる時も「引き上げ」はコルセットの役割を果たしてくれます。

荷物を持っていて、どうしても骨盤を前に突き出しそうになる場合は、関節を伸ばし切らないように意識するのも有効です。

つむじから斜め上にロケットを飛ばしているようなイメージを持ちながら。

どうぞお試しください。

 

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