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「骨盤底を引き締める」と痩せる?|お尻の骨がゴリゴリいうのは平気?【動画あり】

  • 身体・姿勢・健康に関するコラム
  • 2022.05.05

「骨盤底を引き締める」と痩せる?|お尻の骨がゴリゴリいうのは平気?【動画あり】

■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com

 

「骨盤底を引き締める」と痩せる?

骨盤底は、場所は分かるけど引き締めるのは難しい?

「骨盤底」聞いたことがあるワードだと思いますが、実際意識したり操ったりしたことがある方は、少ないかもしれません。

今回は、ヨガ・ピラティスインストラクターとしてレッスンを受け持つ中で、実際にお客様にいただいた

骨盤底に関する素朴な疑問にお答えします。

 


▼目次

① 骨盤底ってどこにある?トレーニングをした方がいい?

② 骨盤底は、どうやって意識する?どうやって引き締める?

③ お尻で硬い床や座面に座ると、骨がゴリゴリするのは大丈夫?


 

① 骨盤底ってどこにある?トレーニングをした方がいい?

骨盤底は、自転車に乗った時に「サドルに当たる部分」です。

骨盤内に入っている内臓を下から支え、肛門・尿道・膣という穴を締めたりゆるめたりする筋肉があります。

 

骨盤底筋群も、腕や脚など他の筋肉と同様、加齢や運動不足によって衰えます

出産を経験された方にはさらにダメージがあります。

骨盤底筋群が衰えると、尿漏れや内臓下垂、腰痛などで日常生活に支障が出る場合もあります。

他の筋肉同様トレーニングをすることで、コントロールや強化ができます。

 

② 骨盤底は、どうやって意識する?どうやって引き締める?

骨盤底は、名前の通り「骨盤を下から支える底部」のことです。

自転車にまたがるときに、サドルにあたる部分ですね。

出産後の尿漏れや、内臓下垂が気になる人は、この骨盤底の筋肉と、そこにつながる骨盤や体幹のインナーマッスルが弱まっていることが考えられます。

 

硬い床や椅子に座った時に当たる骨盤の骨「坐骨」同士の間をつないでいる筋肉なので

座りながら「坐骨」同士を寄せて「グー」を作って床をつかむようにイメージすることで、引き締めることができます。

インナーマッスルなので、イメージをするだけですでに活性化しています。

 

【関連記事】【骨盤底筋群】ゆるむとどうなる?締める方法は?|役割・ありがちな誤解【動画あり】

 

ちなみに、正座をした時にかかとに当たる骨が「坐骨」ですが

・骨盤を前に倒す(前傾)と、坐骨が広がり骨盤底が緩みます。

・骨盤を後ろに倒す(後傾)と、坐骨を寄せる意識を持ちやすくなります。

 

③ お尻で硬い床や座面に座ると、骨がゴリゴリするのは大丈夫?

次の質問は、ヨガのポーズなどで床に座った時や、お尻を座面で動かしたときに

坐骨の骨が「ゴリゴリ」と音を立てるのが、何か良くないことなのではないか?ということです。

皆さんは経験したことはありますか?

 

結論から言うと「大丈夫」です。

坐骨は、お尻や脚の筋肉がたくさん着いている骨なので、坐骨を動かすことで、それらの筋肉がマッサージされて動き

「ゴリゴリ」と音を立てることがあります。

お尻や脚の筋肉をマッサージすることで、筋肉をやわらかくほぐすこともできます。

 

こちらの記事もどうぞ。

【関連記事】【ストレッチ素朴な疑問】骨?筋肉?お尻の下ゴリゴリするのは何?【動画あり】

 

 

いかがでしたか?実際に坐骨を感じることはできましたか?


●まとめ

坐骨を寄せる・骨盤底を引き締めることで、それにつながる体幹の筋肉を引き締め、姿勢を維持したり内臓下垂を防いだりして

本来の骨格や内臓の位置を取り戻すことで、健康的な生活や体形をつくるのに役立ちます。

 

骨盤を動かすことで、骨盤や股関節周りの血行を良くして、足腰をほぐすこともできます。

 

 

【関連記事】【骨盤ストレッチ2選】骨盤を動かすと体にいい理由・やり方【動画あり】

どうぞお試しください。

 

■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)

大学卒業後小学校教員となるも、心の不調で退職。心身の健康を求めてヨガ・ピラティスインストラクターの道へ進む。

心の不調を克服しただけでなく、正しい身体の使い方を身につけることで、長年の腰痛や反り腰・頸椎症・胃腸の張りなどを克服できることを知る。

姿勢改善を重点に置いた独自のエクササイズ・分かりやすい指導に定評がある。アウトドアヨガによるリトリートも長年行う。

◇インスタグラム https://www.instagram.com/repurebody_yoga_pilates/

 

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