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【柔軟性アップ】有名な「ハトのポーズ」を完成させる|股関節・肩関節・体幹を伸ばす方法【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2022.12.21
目次
【柔軟性アップ】有名な「ハトのポーズ」を完成させる|股関節・肩関節・体幹を伸ばす方法【動画あり】
■著者:美宅玲子(美姿勢・ヨガ・ピラティスインストラクター)HP: https://mitakureiko.com
ヨガをしたことがない人でも一度はCMなどで目にしたことがある「ハトのポーズ」。
ヨガをしている人たちの間でも「できるようになりたい」ポーズの中の一つでしょう。
ハトのポーズは、全身の柔軟性をバランスよく使い、比較的難易度の高いポーズです。
今回は、ハトのポーズは
-どこの柔軟性が必要なのか
-どのように柔軟性を深めたらいいか
-ハトのポーズの練習方法
をご紹介します。
▼目次
① ハトのポーズをとるのに必要な柔軟性
② 部位別・柔軟性別 ハトのポーズのとり方
③ ハトのポーズの個人差
① ハトのポーズをとるのに必要な柔軟性
ハトのポーズをとるのに必要なのは【肩関節】【背骨回り・体幹】【股関節】の柔軟性です。
どれか一つが欠けても完成ポーズに至らない(もちろん、ヨガのコンセプトとしては、どの手足の位置でも
気持ちよく胸を開けることが一番大切)かなりシビアのポーズです。
【肩関節】…両手を頭の後ろで組んで、肘や胸を開ける(肩甲骨を寄せられる)柔軟性
【背骨回り・体幹】…胸を開き、股関節を開いた状態で体幹を維持する筋力と柔軟性
【股関節】横座りをして膝を左右に大きく開き、後ろ足(割り座の足)を内旋して高く持ち上げる柔軟性
② 部位別・柔軟性別 ハトのポーズのとり方
それでは、柔軟性の必要な部位・柔軟性別に順を追って、ハトのポーズのとり方・練習方法をご紹介します。
【横座りで膝を大きく開く】…股関節を左右に大きく広げましょう。後々内旋する足を持ち上げやすくなります。
↓
【両手を頭の後ろで組んで胸を開く】…肘を開き、肩甲骨を下げて後ろへ引きましょう。
↓
【両手で肘をつかむ】…それぞれ互いに肘をつかむことで、胸を開き体幹を引き上げる感覚をつかみます。
↓
【内旋側の足を持ち上げ、輪っか状のタオルをかけるか肘を直接つま先にかける】…写真のように肘とつま先に輪っかをかけることで
足を持ち上げても体幹を持ち上げて維持しやすくなります。
↓
【手をつなぐか、タオルで手をつなぐ】…手をつなぐことで猫背になるなら、タオルを使って手をつなぐ
動画で見てみましょう。
③ ハトのポーズの個人差
ハトのポーズをとるには肩関節・背骨回り・股関節の柔軟性が必要ですが
関節や骨格の個人差によって、取れるポーズに限界があります。
一番多いのが、足を上げる高さに関係する【股関節】の個人差です。
股関節の形、向き、深さなどは個人差が大きいので、ハトのポーズをとるのに適した股関節の向き・深さでない場合は
足が上がらずつま先を肘にかけられない可能性があります。
肩関節や体幹周りに関しては、後天的に猫背になった影響でポーズがとりにくくなっている場合は多いので
ストレッチやポーズの練習の積み重ねで改善される可能性が高いです。
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