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【前屈ストレッチ】楽に骨盤を前傾するコツ|腕・脚は伸ばさなくていい【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2023.04.04
目次
【前屈ストレッチ】楽に骨盤を前傾するコツ|腕・脚は伸ばさなくていい【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
「床に座って前屈を柔らかくできるようになりたい」
「でも実際は、座っているだけでも大変で、前屈は夢のまた夢…」
「前屈しようとすると、背中が丸くなってきて、前に手が届かない」
そんな経験はありませんか?
今回は、正しく体を前に倒す方法・楽に前屈を進展させる方法を動画付きでご紹介します。
▼目次
① 前屈とは
② 前屈の優先順位~腕・脚は伸ばさなくていい!
③ 手を後ろへ置いた方がいい理由
① 前屈とは
ヨガやストレッチでいう「前屈」とは、股関節を折り、骨盤を前傾させることです。
本やノートを折り目に沿って閉じるようなイメージで、股関節を折っていきます。
しかし実際は、ソフト下敷きを丸めるように、背中を丸めて前屈をする方が多いのではないでしょうか?
それは、腕や脚を伸ばしたまま前屈をしようとするからです。
【関連記事】ヨガインストラクターが教える【正しい開脚と前屈】|骨盤の方向・筋肉のバランスを良く【動画あり】
② 前屈の優先順位~腕・脚は伸ばさなくていい!
前屈は、股関節を折り、骨盤を前傾させていくことですから、それが一番の優先順位になります。
膝をゆるめ(曲げ)た方が、ももやお尻の筋肉の緊張がゆるみやすくなるので、骨盤を倒しやすくなります。
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また、腕を伸ばして遠くに置こうとすると、肩が上がり、首がすくんで、上半身が余計に緊張するせいで
下半身も緊張して、前屈の邪魔になるだけでなく、ストレッチが不快になってしまいます。
そこで、手は遠くに置かずに近くに置いて、肘をゆるめる(曲げる)ようにしながら骨盤を倒していった方が
余計な肩の緊張がほぐれて、ストレッチが楽になります。
肘を曲げにくい場合は、ヨガブロックなどを置いて、その上にひじ掛けのようにして肘を置く方法もあります。
③ 手を後ろへ置いた方がいい理由
前屈をする時は、手を前に置かなければいけないわけではありません。
骨盤を倒すことができればいいのですから、手を後ろへ置いて、手指で床を押した方が、骨盤を前に倒す誘導ができます。
そして、骨盤を前傾させる感覚をつかんでから、前に置きたいなら手を前に持ってくるといいでしょう。
【関連記事】息止めた後○○で柔軟性アップ!意外な前屈ストレッチ法【動画あり】
動画で確認しましょう。
いかがでしたか?
前屈が、より快適に、深まる方法が分かったのではないでしょうか。
どうぞ参考にお試しくださいね。
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