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【背中には無い?背骨】老化・脚の変形も予防する|「中心軸」の意識&作り方【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2023.05.27
目次
【背中には無い?背骨】老化・脚の変形も予防する|「中心軸」の意識&作り方【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
● 背骨に関する小話
体の中心軸って、どこでしょう?
「そんなの簡単、『背骨』でしょ。」
では、背骨はどこにある?
「背骨は、名前の通り『背中』に…」
背中は、体の後ろ側?中心軸というと、団子の串のように体の厚みの中央を通るイメージだけど…
実は、背骨は体の厚みのほぼ中央を通っています。
「では、背中を触るとごつごつする骨は何?」
それは、背骨から『馬のたてがみ』のように出ている突起で、その突起の中に脊髄(神経の束)が通っています。
突起と背骨を守るようにして、周りに背筋が伸びています。
背骨は、前から見ても横から見ても、正真正銘『中心軸』ということになります。
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● 老化・О脚は中心軸から遠ざかる過程
皆さんの靴底の裏側(かかと)を見てみてください。どの部分が多くすり減っていますか?
内側より外側がすり減っている方が全体的には多いです。
X脚傾向がある人の場合は、内側の方がすり減っています。
それだけ、私たちは無意識のうちに「外側に体重をかけて立ち・歩く」ことが多いのです。
足を開き、外側に体重をかけるほど、両足でつくる土台の面積が広がって安定するためです。
特に、老化が進み、姿勢を中心に集めて置く筋力が低下するほど、足は開き、外側に体重をかける傾向は強まるため
骨が変形して、股関節や膝関節の痛みが出ることもあります。
ですから、老化やО脚防止のために、中心軸(脚の間)に向かって寄せる力を意識することが大切です。
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● 「中心軸」を通す姿勢~「骨盤」の位置はどこ?
普通に立ったり座ったりする時には、どこにも姿勢や中心軸の目安がないので、知らないうちに猫背や反り腰になっているのではないでしょうか。
特に、骨盤の位置は、全身の姿勢のバランスを決めるので、どこに置くかの目安を知っておくといいでしょう。
まず、洗面台で顔を洗う時のように、軽くお辞儀をします。骨盤は少し後ろへずれた状態です。
腰の筋肉を触ると、硬く緊張しています。
そこからゆっくりと骨盤を前にスライドしていき、腰の筋肉の力がふっとゆるむ瞬間でストップします。
この時、腹筋背筋の筋肉の緊張のバランスが取れている、楽にいい姿勢が取れている状態です。
同様に、ふくらはぎの筋肉を触って緊張具合を確認しながら、つま先に体重をかけたりかかとにかけたりすると
つま先に体重をかけた時に、ふくらはぎの筋肉が緊張します。
重心を少しずつ後ろへ戻した時に、ふっと緊張が緩む瞬間でストップし、ふくらはぎ周りの筋肉のバランスがいい重心の位置を知ることができます。
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動画でチェックしてみましょう。
いかがでしたか?
普段意識しませんが、中心軸は私たちの健康的な生活に欠かせないものです。
体のゆがみや痛みが出る前に、ぜひ見直してみてくださいね。
■インストラクターによる他の動画を見る(Youtubeチャンネル)
https://www.youtube.com/channel/UCdlLFLUjGvyTeCGuDTU6SjQ