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【母指球で押すは間違い?】ゆがみ予防・バランスよく立つ|足裏・足指の着き方3選【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2023.06.01
目次
【母指球で押すは間違い?】ゆがみ予防・バランスよく立つ|足裏・足指の着き方3選【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
「歩く時、走る時は『母指球で押して』進むといい」と聞いたことはありませんか?
また、ヒールの靴を履いていると、足の指の腹よりも「母指球」や指の付け根に体重がかかり
外反母趾など足の変形や痛みを感じることはありませんか?
実は、靴を履いていると意識しにくい「足指」の踏み方・足裏の体重のかけ方によって、ゆがみを予防することができます。
今回は、足指・足裏の体重のかけ方、立ち方のポイントを3つ、動画付きでご紹介します。
家で裸足になって、動画と一緒に試してみてください。
▼目次
① 「母指球で押して」は間違い?ゆがみを予防する立ち方
② 足裏の体重のかけ方、偏っていませんか?バランスいい立ち方
③ 「土踏まず」意識できますか?インナーマッスルを活性化する立ち方
① 「母指球で押して」は間違い?ゆがみを予防する立ち方
足指がはっきり使えない状態で、母指球で地面を押すと、写真のように土踏まずもつぶしてしまう可能性があります。
膝頭が内側に引っ張られ、足の親指の自由が利きづらくなり、外反母趾や膝痛の原因になることも。
【足の親指の腹で地面を押し】【足指を広げて面積を広くして】立ってみましょう。
指の腹を使い、指を伸ばして遠くに置くことで、指の付け根重心よりもさらに広く安定した土台ができます。
【関連記事】誰でもすぐ分かる【足裏ツボ】の覚え方|2つのお役立ちポイントも伝授【動画あり】
② 足裏の体重のかけ方、偏っていませんか?バランスいい立ち方
●浮指…脚の後ろ寄りに体重がかかったり、すねや指を持ち上げる筋肉が緊張したりして、足指が浮いている状態
●外側重心…足の小指側に体重がかかり、足の親指が浮く
など、偏った体重のかけ方になっていないでしょうか。
広げて伸ばした【足指一本一本と、かかとの内側と外側に、均等に体重をかけて】立ってみましょう。
足のゆがみを予防し、疲れにくくなります。
【関連記事】【足指を使うメリット】正しく地面をとらえるエクササイズ4選【動画あり】
③ 「土踏まず」意識できますか?インナーマッスルを活性化する立ち方
①で、母指球で地面を踏む意識を持ちすぎると、土踏まずがつぶれる可能性があるという話をしました。
足の親指を伸ばして、かかとと互いに引き離し合いながら、指の腹で地面を押すと、土踏まずの筋肉に力が入って、引きあがります。
その力は、すねの内側からももの内側を通り、骨盤底、骨盤から背骨を垂直に立てる体幹のインナーマッスルを連動的に刺激し
姿勢を整えることができます。
【関連記事】【重心の位置でわかる】体のゆがみ・不調の原因をチェックしよう!【動画あり】
動画でチェックしてみましょう。
いかがでしたか?
靴下や靴を履いていると、足指や足裏にどのように体重をかけているか、足指を使っているのかさえ分からないでしょう。
裸足でエクササイズをした後に、靴を履いた時も、靴の中で意識してみてはいかがでしょうか。
■インストラクターによる他の動画を見る(Youtubeチャンネル)
https://www.youtube.com/channel/UCdlLFLUjGvyTeCGuDTU6SjQ