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正しい「胸」の反らせ方☆「腰」を反らせる、は危険!【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】2019日目
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2019.09.01
正しい「胸」の反らせ方☆「腰」を反らせる、は危険!【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】2019日目
らくだのポーズ
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
目次
● 正しい体の反らせ方
ヨガのポーズで、背骨を反らせるポーズがよくあります。
間違った反らせ方をすると、腰や首を痛めることがあるので
正しいフォームを身につけることは、安全上とても大切です。
背骨は大きく分けて
・頚椎(けいつい)…首
・胸椎(きょうつい)…肋骨がついている背骨
・腰椎(ようつい)…ウエスト辺りの背骨
があり、積極的に(無理矢理にではない)反らす意識を持っていいのは胸椎です。
胸椎は、もともとそんなに反る可動域がない関節なので
たくさん反らせようと思うと、胸椎を置いておいて
頚椎と腰椎を思い切り反らせる傾向があります。
しかし、頚椎と腰椎は、肋骨がついておらず
骨の構造的にも、反らせ過ぎた時に守るものがないので、非常に不安定です。
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■例1.ラクダのポーズ
ですから、上の写真のらくだのポーズでは
最初に手を置く位置を
×ウエスト(腰椎)ではなくて
〇骨盤にします。
骨盤を前に維持しておき、
股関節と胸椎を意識して反ります。
また、
×おへそを突き出す(腰椎で反る)のではなく
〇そけい部(股関節)と、骨盤の上(腰仙関節)を伸ばす。
首が弱い方は、アゴを引きましょう。
つま先を立てておくと、最初はやりやすいです。
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※私は反り腰の名残があり、股関節が硬いので
ほぼほぼ胸椎で反っているのが見て分かると思います。
猿のポーズ
■例2.猿のポーズ
猿のポーズでも、同じです。
股関節と胸椎で反っているのが、分かりますか?
腰椎はほぼまっすぐです。
反り腰の人は、お腹がゆるんでおへそを突き出す(腰椎で反る)傾向があり
余計に腰に負担をかけてしまうので
(股関節が硬い人が多い)
お腹は引っ込める意識を持った方がいいです。
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エアリアルヨガ
■例3.エアリアルヨガ
胸椎で反る練習になるのが、エアリアルヨガ。
布が後ろから胸椎を押してくれるので
体重を委ねるだけで、勝手に胸椎が反ってくれます。
腰椎と頚椎は、腹筋によって守る必要があります。
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