コラム
column
【バランス感覚を磨く】ヨガ・ピラティスインストラクターが教える|あえて不安定な状況をつくるエクササイズ3選【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.11.12
目次
【バランス感覚を磨く】ヨガ・ピラティスインストラクターが教える|あえて不安定な状況をつくるエクササイズ3選【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
ヨガにしてもピラティスにしても、片足立ちをしたり、手足を浮かせたりして、バランスを取るエクササイズがよくあります。
バランスを取るのが苦手で、グラグラしてしまう方は多いですが、皆さんはいかがですか?
今回は、あえてバランスを取りにくい状況を作りながら、自分の持つバランス感覚を磨いていく方法を、動画3つを交えてお伝えできたらと思います。
▼目次
① ボールと壁を使ったバランスエクササイズ
② 目をつぶってバランスを取るピラティス
③ 目をつぶってバランスを取るヨガ
① ボールと壁を使ったバランスエクササイズ
まずば、壁の近くでボールを用意して四つんばいになります。
壁にお尻を向けて、片足を後ろに伸ばし。壁に足裏を垂直につけた時、足裏がペタッと壁につく位置です。
次に、ボールを足裏と壁の間に挟み、足裏で垂直に壁を押します。
垂直で壁に押せば、ぐらつきませんが、斜め方向から押すと、ボールは簡単に転がり落ちてしまいます。
垂直にボールを押すことで、ももの裏側・お尻・下腹から体幹と、姿勢を安定させるために必要な筋肉を実感でき
バランスを取る筋肉を活性化することができます。
【関連記事】下腹凹ませ・猫背解消・柔軟性アップ…【壁】をつかうエクササイズの万能性【動画あり】
② 目をつぶってバランスを取るピラティス
続いて、あえて目をつぶってバランスを取ることで、自分の身体の内側にある、バランスを取る感覚を磨く方法のピラティスバージョンをご紹介します。
目をつぶって四つんばいになり、右腕と左足を前後に伸ばしてみましょう。
目をつぶることで、重心が動く感覚や、地面に触れている膝や手のひらの感覚などを、目を開けている時よりもはっきりと感じられるようになります。
重心がぐらつきそうになったら、何度か練習して、重心が動かないように体幹に力を入れてみたり、工夫&試行錯誤するうちに
バランスを取るコツを身体の内側からつかむことができます。
【関連記事】【ヨガで目をつぶるメリット】視覚以外の感覚を磨こう【動画あり】
③ 目をつぶってバランスを取るヨガ
続いて、目をつぶってバランスを取るエクササイズ、ヨガバージョンです。
立って目をつぶるだけでも、足裏に体重が乗る感覚や、ぐらぐらする感覚がはっきり分かることでしょう。
脚を広げて座右に上体を傾ける「三角のポーズ」
脚を広げて前に上体を倒す「ピラミッドのポーズ」
を行ってみましょう。
内臓が横や上に引っ張られる感覚や、頭に血が上る感覚などで、目をつぶっていても、自分がどういう姿勢になっているかを
体内感覚から推測してバランスを取っていることが分かります。
それを積極的に感じながら、バランス感覚を磨いていくことができます。
ポイントは、リラックスすることです。
力が入ってしまうと、内臓の動きや重力による影響を受けにくくなってしまうので。体内感覚が分かりにくくなります。
いかがでしたか?
【関連記事】ヨガで「バランス感覚」を磨く方法
■インストラクターによる他の動画を見る(Youtubeチャンネル)