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【あばらが出る】肋骨が開き・腰が反る人のための、姿勢改善エクササイズ【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2021.12.06
目次
【あばらが出る】肋骨が開き・腰が反る人のための、姿勢改善エクササイズ【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
痩せているわけではないのに、肋骨が広がってあばらが出やすい。
腰が反りやすく、緊張している。
そういった姿勢が気になる方はいらっしゃいますか?
今回は、肋骨が開き、腰が反る人のための、原因と対策エクササイズをご紹介します。
▼目次
- ①「肋骨が開く」目安はどのくらい?
- ②肋骨が開く・腰が反る原因
- ③肋骨を「寄せる」呼吸エクササイズ
①「肋骨が開く」目安はどのくらい?
「肋骨が開いている」というのは、みぞおちから左右の肋骨下端のなす角度が90度以上になっている状態を指します。
写真のΛ部分の角度をご覧ください。
骨格的に、女性より男性の方がもともと角度は広いです。
皆さんはいかがですか?
②肋骨が開く・腰が反る原因
肋骨が開くのは、息を吸ったままの状態にしている姿勢に似ていて、交感神経が優位になり、緊張しやすいタイプです。
肋骨が開くと、背中は緊張して背骨が反ります。腹筋は緩み、コントロールがしにくくなり、腰が反った状態になりやすいです(写真)。
③肋骨を「寄せる」呼吸エクササイズ
開いた肋骨を寄せ、緊張した背中をゆるめ、反った腰を戻すための「呼吸」エクササイズを行います。
両手の中指同士をつけて、左右の手でふすま(和式の扉)を作り、その手を肋骨に当てます。
息を吸うと、肋骨が左右に広がります。
吐きながら、左右の肋骨(手の扉)を寄せていき、できるだけ肋骨同士が寄るようにします。
その際、猫背にならないように、背骨はまっすぐに保ちましょう。
背中の筋肉はゆるんで面積が広がるイメージです。
何度も呼吸と一緒に繰り返して、習慣になるように練習しましょう。
息を吐いたときの、上腹の筋肉が使われている感覚を覚え、肋骨が開いて緊張しそうになった時に、実践してみましょう。
いかがでしたか?この呼吸法は、ピラティスで行う「ラテラル胸式呼吸」と言います。
普段は、ピラティスのレッスンで実践しています。
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