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【腰を守れる姿勢】体幹のつかい方|荷物を持つ・前屈する【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2023.07.01
目次
【腰を守れる姿勢】体幹のつかい方|荷物を持つ・前屈する【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
何気なく荷物を下から持ち上げる時の姿勢。
軽いものを持ち上げる場合から、子供を抱き上げる場合まで、日常何度も行いますが
その姿勢が腰痛の原因になっているかもしれません。
今回は、腰痛になりやすい荷物のもち方、前屈の仕方と、腰を守り腰痛を予防する姿勢を、動画付きでご紹介します。
▼目次
① 腰痛になりやすい荷物の持ち方・前屈の仕方
② 腰を守る荷物の持ち上げ方
③ 腰を守る前屈の仕方
① 腰痛になりやすい荷物の持ち方・前屈の仕方
《お腹を緩めて背骨を丸める》
何気なく下にあるものを取って持ち上げる時、お腹の力を抜いた状態で、背骨をラウンド状に丸める姿勢を取ることはありませんか?
腹筋で体幹周りの姿勢を守ることなく背骨を丸めると、椎間板に負担をかけるリスクが高まります。
ヨガで長座前屈をする時や、このように足を上げる時も、腹筋の力が抜けて腰が丸まる姿勢を繰り返すと、腰痛になりやすくなります。
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② 腰を守る荷物の持ち上げ方
《腰を落として、体幹をまっすぐに》
特に子供を抱っこして持ち上げたり、重たい荷物を床から持ち上げる際は、自分の重心に荷物を引き寄せることが、腰を守るポイントです。
そこで、しっかりと腰を落として(しゃがんで)、荷物を骨盤の方へ引き寄せて抱えてから、お腹周りに力を入れてまっすぐに保ち
立ち上がって持ち上げます。
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③ 腰を守る前屈の仕方
また、前屈をする際も、お腹周りをやや引き締めて、骨盤から背骨をまっすぐに保った状態で、股関節から前屈する(足を持ち上げる)ことをおすすめします。
膝を曲げて構わないので、背骨を伸ばし、骨盤から背骨をまっすぐに保つ体幹の力が、腰を守ります。
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動画で確認してみましょう。
いかがでしたか?
日々日常生活で繰り返す何気ない動作だからこそ、腰を痛めない動作を身に着けたいものです。
ヨガやピラティスのレッスンでも練習をするので、それがいい機会になることでしょう。
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