コラム
column
【100%成功】ピラティス・ロールアップ|板のように硬い腰を「腹筋」でゆるめる方法【動画あり】
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2023.01.29
目次
【100%成功】ピラティス・ロールアップ|板のように硬い腰を「腹筋」でゆるめる方法【動画あり】
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
『腰に鉄板が入ったようにガチガチに硬い』
『ピラティスで、ロールアップをしようとしても、腰が平らすぎて体が持ち上がらない』
『腰が硬いのはなぜ?腹筋が弱いのと関係がある?』
そう感じた経験はありませんか?
「腹筋の弱さ」と「腰の硬さ」は関係があります。
でも、皆さんの考えている必要な「腹筋の強さ・使い方」とは異なるかもしれません。
今回は
-腹筋の強さ・弱さと腰の柔らかさの関係
-ピラティスのロールアップ・ロールダウンを滑らかに成功させる方法
について、動画付きでご紹介します。
▼目次
① 腰が鉄板のように硬いわけ
② 腰を柔らかくする腹筋の使い方
③ ピラティス・ロールアップを100%成功させる方法
① 腰が鉄板のように硬いわけ
腰に板が入ったように硬く平らになっているのは、腰の筋肉に力が入っている(緊張している)からです。
腰の筋肉が緊張する理由は、腹筋の力がゆるんでいることです。
体幹周りの姿勢を安定させるためには、筋肉の働きが大切ですが、私たちの多くは内臓を前から押さえる腹筋がゆるみがちです。
そうしてお腹が出てくると、背骨が前に引っ張られて腰が反り気味になります。
そして、腰の筋肉が緊張したままになって、背中が縮んだまま広がることがなくなり、腰が緊張した状態が普通であるとして
身体にインプットされていきます。
【関連記事】【腰が痛くなる姿勢4つ】スマホ首・隠れ反り腰…ありがちな姿勢の間違いをチェックしよう【動画あり】
② 腰を柔らかくする腹筋の使い方
それでは、ゆるんだ腹筋を引き締めて、腰を柔らかくするには、どうすればいいでしょうか。
腹筋の使い方にポイントがあります。
-おへそを背骨の方へ引き込み、お腹を薄く凹ませること
です。
お腹を膨らませるよりも、凹ませた方が、より強く腰を内側から外側へと押し広げる力になります。
【関連記事】【椅子に深く座るといいわけ】お腹ポッコリする骨盤の倒し方·お腹薄くなる倒し方【動画あり】
③ ピラティス・ロールアップを100%成功させる方法
それを踏まえて、ピラティスで背骨を一本ずつ起こして滑らかに起き上がる「ロールアップ」を成功させる方法を見てみましょう。
腰に板が入ったような平らな状態だと、滑らかに体を起こすことができません。起こす感覚もぴんと来ないでしょう。
そこで、腰の後ろにタオルやボールなどを置いた状態で寝ます。
息を吸って、吐きながら、腰の後ろのタオルやボール(厚さがある方がやりやすい)を腰で押します。
その際、お腹を凹ませる力で後ろを押すようにします。
押すことで、腰の筋肉がゆるみ背中が広がり、てこの原理で上体を起こしてくることができます。
【関連記事】【腹筋で起き上がる方法】ピラティス・ロールアップ成功法まとめ【動画あり】
いかがでしたか?
特にヨガでは、ポーズだけでなく、ウォーミングアップやクールダウン・セルフケアとして取り入れられる体ほぐしを毎回行っています。
実際のレッスンで体験してみたい方は(※オンラインもあり)
グループレッスン・プライベートレッスン・オンラインレッスン等承っております。
■オンラインレッスン最新情報・スケジュール・お申込み・ご質問はこちらから
■オンラインレッスンの詳細はこちら