コラム
column
関節がゆるいタイプ・締まっているタイプのメリット・デメリット!!【姿勢美人への道~イメージエクササイズ】1202日目
- 身体・姿勢・健康に関するコラム
- 2019.07.31
目次
■著者:美宅玲子(ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター)HP: https://mitakureiko.com
■関節がもともとゆるい人、締まっている人
体がもともと柔らかい人、硬い人は、やはりいるのでしょうか。
私が通っている整骨院の柔道整復師は
「関節がゆるいタイプの人とそうでない人がいる」
と言います。
【関連記事】関節がゆるい・締まっているとは?(生まれつき体が硬い人っているの?)
インストラクターとして、私がヨガレッスンで色々な人を見ていても、
ヨガが初めてなのにハトのポーズが取れる人と、そうでない人がいます。
ハトのポーズ
● 自分では何もストレッチをしていないのに、開脚が柔らかくできる人と
●「体が硬くて痛いから、ストレッチは何もしていません。」という人がいます。
■関節は、柔らかい方がいい?
関節が硬い(周りの筋肉や靭帯などが締まっている)人から見ると
関節がゆるい人はストレッチが楽で、うらやましい(信じられない)と言いますが
関節がゆるいのは、実はいいことばかりではありません。
私は関節がゆるいタイプですが、
全ての関節・筋肉がゆるいわけではなくて、
一部の筋肉は硬くなっています。
それはなぜかと言うと、
●足首のゆるさをカバーするために、すねの外側の筋肉が過剰に使われて硬くなっていたり
●骨盤周りの筋肉のゆるさをカバーするために、股関節が硬くなっていたり
するからです。
本来は安定させなければならない関節がゆるいことで、その周辺の筋肉や関節に負担がかかり、硬くなってしまう
そして、この硬さのアンバランスが『ケガ』につながります。
【関連記事】【意外】「関節がゆるい人」は体が柔らかい?|ゆるい人ほどストレッチのフォームに注意すべき理由【動画あり】
■「関節がゆるいタイプ」は危険なことも
私が腰痛になったり、ねんざをしたり、足に負担がかかるのは
関節のゆるさからくるアンバランスが原因です。
私は、普通に歩いたり走ったり、ヨガのポーズを取ったりしても
骨盤が斜めになってしまうくらい、骨盤を支える筋肉や関節やゆるいのです。
だから、人よりも体幹の筋肉をしっかりと鍛えないと、ぐらぐらする骨盤を
安定して支えられないのです。→エアリアルヨガレッスンで、それに気づくことができました。
【関連記事】【体幹・骨盤】関節を安定させる筋肉を鍛える|エアリアルヨガの万能ぶり【動画あり 】
学生時代陸上競技をしていた時は、それを知らなかったので、腰痛をしょっちゅう起こしていました。
ずっと同じ部分がグラグラしていると、スプーン曲げと同じで、
そのうち折れてしまいます。
なので、関節がゆるいことは、いいことばかりではありません。
安定して体を支えるために必要な、筋力をつける必要があります。→それにはピラティス・エアリアルヨガレッスンが役立ちます。
■関節が締まっているタイプのメリット・デメリット
逆に、関節周りが締まっている人は、ネジが締まった作品と同じで
とても安定しています。
ちょっとした運動や刺激にも、ぐらつくことはありません。
しかし、大きな衝撃や刺激には、しなりがないので
大けがにつながります。
だから、「ストレッチをした方がいい」と言うのですね。
【関連記事】【関節が硬い】身体が硬い人はケガをしやすい?しにくい?【動画あり】
■オンラインレッスン最新情報・スケジュール・お申込み・ご質問はこちらから
■オンラインレッスンの詳細はこちら
【関連記事はこちら】
●【股関節が硬い】原因3選!柔らかくなる?これが限界?【動画あり】